経営資源としてのファシリティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 23:35 UTC 版)
「ファシリティマネジメント」の記事における「経営資源としてのファシリティ」の解説
企業の経営資源といえば、ひと昔前は、「ヒト・モノ・カネ」すなわち、人材、資材、資金の3つが代表的ものだった。現在では、人材、資金、技術、情報、そしてファシリティが企業活動に不可欠の経営資源だといわれている。ファシリティとは、企業、団体など組織体が事業活動を展開するために自ら使用する施設(土地・建物・各種設備)および利用する人の環境(執務空間・居住空間、地域環境など)を包含したものである。 ファシリティマネジメントの目的と遂行経営資源としてのファシリティの有効活用 戦略・計画からプロジェクト管理、運営維持、その評価による戦略・計画へのフィードバックというFM業務そのものの効率的な運用 ファシリティ利用者の満足を高め、知的生産性を向上する 経営と、経営資源であるファシリティとを結びつける 戦略・計画→プロジェクト管理→運営維持→評価→戦略・計画というFM業務の管理サイクルを回す ビジネス活動にふさわしいファシリティを提供する また、FM業務は、経営を軸とする資産管理や財務評価、生産性向上など戦略的分野と、ファシリティを快適かつ効率的に計画・建設・運営維持するためのエンジニアリング分野、ならびにセキュリティや清掃やケイタリングといったサービス分野を総合的にカバーするもので、多様で幅広い諸分野の業務を総合的に管理することにより、経営の効率化に大きく貢献する。
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