ふんたい‐とそう〔‐トサウ〕【粉体塗装】
粉体塗装(ふんたいとそう)
粉体塗装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 18:15 UTC 版)
粉体焼付け塗装とも。粉末状の樹脂(ポリエステル等)からなる塗料を、静電気により被塗物に付着させた後、加熱溶解して塗膜を形成する。静電塗装や焼付け塗装に似ているが、塗料はあくまでも固体の粉末であり、また塗膜の硬化は冷却によるもので熱硬化反応を用いていない。
※この「粉体塗装」の解説は、「塗装」の解説の一部です。
「粉体塗装」を含む「塗装」の記事については、「塗装」の概要を参照ください。
粉体塗装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/09 01:59 UTC 版)
塗料に粉体を用い、これを静電気力によって付着させた後に高温で溶融して固定する手法を特に静電粉体塗装(英語版)(パウダーコート)と呼ぶ。なお、粉体による塗装は「静電塗装法」だけではなく、「流動浸漬塗装法」があり、それぞれ塗料の材料と仕上がり後の特徴が異なる。 熱によって塗料を溶かして固めるため、液体塗料に比べて厚く丈夫な塗膜の形成が簡単で、有機溶剤を全く使わないため、それらに起因する悪影響も排除できる。一方、風の影響を受ける屋外などの作業には向かず、液体塗料の乾燥時より高い温度に対応したオーブンも必要となる。 塗料や工法の進歩により、これまで苦手とされていた薄膜塗装も可能となり、陶器やガラスのような非導体(絶縁体)や、高温耐熱性のある合成樹脂(エンジニアリングプラスチック)などにも塗装できるようになった。
※この「粉体塗装」の解説は、「静電塗装」の解説の一部です。
「粉体塗装」を含む「静電塗装」の記事については、「静電塗装」の概要を参照ください。
粉体塗装と同じ種類の言葉
- 粉体塗装のページへのリンク