第2冊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 05:32 UTC 版)
寛永20年(1643年)の朝鮮通信使と林羅山・鵞峰・読耕斎父子との詩文の応酬に始まり、明暦元年(1655年)の朝鮮通信使と最嶽元良との筆談で終わっている。第1冊と異なり編年順になっておらず、西笑承兌・文之玄昌・最嶽元良らの起草した諸外国宛書簡、寛永元年(1624年)の朝鮮通信使関係書簡、薩摩藩島津氏の琉球・明・呂宋・安南関係書簡、明の万暦帝が豊臣秀吉を「日本国王」に任じた勅書、秀吉の高山国(台湾)あて朱印状、室町時代の五山僧の外交書簡などが含まれている。崇伝の死去(1633年)以後の記事が多いため、崇伝の死後、元良らが金地院に残された諸文書などを集めて編纂したものと考えられている。
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