金地院とは? わかりやすく解説

こんち‐いん〔‐ヰン〕【金地院】

読み方:こんちいん

京都市左京区にある南禅寺塔頭(たっちゅう)の一。応永年間(1394〜1428)、大業徳基が北山開山し、慶長年間(1596〜1615)に、崇伝(すうでん)が現在地移した


金地院


金地院


金地院

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

金地院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/23 10:07 UTC 版)

金地院(こんちいん)は、京都市左京区南禅寺福地町にある臨済宗南禅寺派寺院大本山南禅寺塔頭本尊地蔵菩薩江戸幕府の法律や外交を担った僧・以心崇伝が住したことで知られる。僧録司が置かれ、一塔頭寺院に留まらず江戸時代を通じて五山十刹以下全ての住職の任命権を持つ事実上の最高機関とされた。また10万石の格式を持ち、「寺大名」とも呼ばれた。小堀遠州作の庭が国の特別名勝に指定されている。


  1. ^ a b 『国史大辞典』10巻、p.781
  2. ^ a b (松島、2007)、pp.2 - 10
  3. ^ (西、2005)、pp.66 - 68
  4. ^ 前久夫『すぐわかる 茶室の見かた 改訂版』、東京美術、2011、p.22
  5. ^ 『徳川実紀』「台徳院殿御実紀」巻四十二
  6. ^ a b 京都御役所向大概覚書
  7. ^ 『週刊朝日百科 日本の国宝』68号、p.7 - 250 - 7 - 251
  8. ^ 『週刊朝日百科 日本の国宝』68号、p.7 - 252 - 7 - 253
  9. ^ 京都国立博物館「名品紹介」
  10. ^ 平成25年6月19日文部科学省告示第109号
  11. ^ a b 「新指定の文化財」『月刊文化財』297号、第一法規、1988
  12. ^ 平成17年6月9日文部科学省告示第87号


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