第2シーズン:『マクベス』
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「スリングズ・アンド・アロウズ」の記事における「第2シーズン:『マクベス』」の解説
第2シーズンはニュー・バーベッジの『マクベス』上演を扱っている。リチャードは劇団を運営するため捨て鉢になって金策をしており、ジェフリーは役者が仕事に専心していないとイラついて劇団縮小を提案する。新しい役者ヘンリー・ブリードラヴ(ゲライント・ウィン・デイヴィス)が『マクベス』の上演で主演をつとめるため到着する。ジェフリーはこの芝居が非常に難しいと考えているため演出をしたがらないが(ただしジェフリーはこの「スコットランドの芝居」が呪われているという噂は信じていない)、結局引き受けることになる。 リチャードは「イメージ刷新」だけに使えるという罠のついた政府助成金を見つけて資金にする。このためリチャードはフェスティバルの販促とイメージ刷新のため前衛的な広告代理店フロッグハンマーを雇う。フロッグハンマーの社長であるサンジェイ(コルム・フィオール)は一連のショッキングな広告を出し、リチャードを操ってこれを受け入れさせる。 他方、ダレンがドイツで芸術家として生まれ変わって帰国し、フェスティバルで『ロミオとジュリエット』を演出することになる。ダレンは上演中に役者同士が互いに触れることを許さず、それどころか双方を見ることもさせないので、主役の2人はひどく失望してしまう。フェスティバルの管理人であるアンナ・コンロイ(スーザン・コイン)は殺到するインターンに対処しつつ、フェスティバルでリーディング公演をやることになっている劇作家ライオネル・トレイン(ジョナサン・クロンビー)と恋をしはじめる。 エレンは税金の監査を受けることになり、その準備で口紅や押し上げ式ブラジャーなど舞台に必要なものの「業務上の目的」を説明することになる。 そのうちジェフリーは『マクベス』の演出に取り憑かれるようになり、キャストやスタッフの反感を買い、オリヴァーの幽霊を再び見るようになる。このせいでエレンはジェフリーが狂気に陥ったのではないかと恐れるようになる。
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