突撃銃とは?

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【突撃銃】(とつげきじゅう)

SturmGewehr(シュトゥルムゲヴェーア)(独)/Assault rifle(アサルトライフル)(英)
小口径のカービン弾を連射可能な、小銃短機関銃中間位置する銃。

近年では自動小銃小口径弾を使用することが多くなり、実質的にほぼ同じものになってしまったため、「突撃銃」という言葉が「自動小銃」と同じ意味で使われることも多い。
ただし、近年では小口径弾の威力不足が指摘されるようになったことから、突撃銃以前大口自動小銃を「バトルライフル」と呼んで区別することもある。

世界初の突撃銃"MP43"(後のStG44)が1943年ドイツ軍採用され、旧来のボルトアクションライフルセミオート射撃しかできない自動小銃装備していた時に比べ歩兵戦闘力大幅に向上した。
MP43戦後歩兵装備多大影響与え各国同様の銃を開発採用することになった。
特にアメリカM16ロシアAK47が有名である。


アサルトライフル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/08 19:24 UTC 版)

(突撃銃 から転送)

アサルトライフル: assault rifle[† 1])は、実用的な全自動射撃能力を持つ自動小銃のことである。従来の小銃弾(フルサイズ弾[† 2])より反動の弱い弾薬(中間弾薬)を用いることで全自動射撃を容易にしているものが多い。


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注釈

  1. ^ 英語発音: [əˈsɔːlt ˈraɪfl]
  2. ^ 従来の小銃で使用されていた7.62mm弾や7.92mm弾のこと。英語ではfull power cartridgesなどと表現される。単射での狙撃を前提に使用されていた弾薬なので、小銃で全射撃をすると反動が過大で実用性が低かった。フルサイズの弾薬で効果的な全自動射撃を行うには、二脚三脚で地面などに委託して反動を抑えることができる大型の機関銃が必要だった。
  3. ^ M14のような西側戦後第一世代の自動小銃は、NATO諸国の弾薬の共通化を目指すアメリカの意向でフルサイズ小銃弾である7.62mmNATO弾を使用しており、実用的な全自動射撃能力が難しい傾向がある。
  4. ^ チェイ=リゴッティに使用された6.5mmx52カルカノ弾と、フェドロフM1916に使用された6.5mmx50SR有坂弾は、その薬莢サイズから現代ではフルサイズ小銃弾として分類されている。しかし、実際には2,600-2,300J程度のエネルギーしか出せない非力な弾薬で、7.92x57mmモーゼル弾.30-06スプリングフィールド弾が3,600-4,000Jという強装であった事と比較すると格段に弱装だった事が分かる。これらと同レベルの弾薬としては、1920年代に米軍が採用を検討した.276ペデルセン弾英語版や、StG44によって突撃銃の概念が確立された後に英国で試作された.280ブリティッシュ弾がある。また、現代の米軍が限定的に採用している6.8×43mm_SPC弾6.5 mm グレンデル弾英語版なども2,400-2,500J前後で同じレベルの弾薬とされる
  5. ^ a b 狩猟用のホローポイント弾など、命中後に弾頭が拡がるように設計された弾丸は、高速で人体に命中した際に深刻なダメージを与える。ただし、これらの弾頭は硬標的(鉄板など)には効果がなく、低強度の防弾衣で簡単に防がれてしまう。
    しかし、5.45mm×39弾は鋼鉄製の尖った弾芯を持ち、現在使用されている7N10弾薬の場合14mm厚のスチールプレートを100mで貫通するため、中強度の防弾衣すら簡単に貫通してしまい、人体に侵入すると先端が折れ曲がって回転しながら致命傷を与える構造になっている
  6. ^ China's New 5.8x42mm Weapons Complex Revealed
    その一方で、5.8x42mm弾をティッシュの束に撃ちこんで弾頭の挙動を見たテストでは、5.56mm NATO弾のようなジャケットの剥離や弾芯の再分化(フラグメンテーション)は発生せず、5.45x39mm弾のような横転も起こさず、殺傷効果に欠けると主張するレポートも存在する。
    しかし、5.8mm×42弾は一般に輸出されておらず、テスト用に入手できた実包が“本当に”中国軍で使用されているものと同じ弾頭なのか疑問があり、過去に5.45mm×39弾が西側でテストされた際にも、弾頭の特殊な挙動が見過ごされていた

出典

  1. ^ a b Small Arms Identification and Operation Guide - Eurasian Communist Countries (1973年改訂版) (PDF)”. DIA (1973年9月). 2015年3月5日閲覧。
  2. ^ US Army intelligence document FSTC-CW-07-03-70, November 1970
  3. ^ a b c d Even Defining ‘Assault Rifles’ Is Complicated”. The New York Times. 2015年3月25日閲覧。
  4. ^ Gewehr G36”. Deutsches Heer. 2015年7月17日閲覧。
  5. ^ Irak-Unterstützung: Waffen zum Transport bereit”. Deutsches Heer. 2015年7月17日閲覧。
  6. ^ Stückzahlen: Ausrüstung, Waffen, Munition und Fahrzeuge für den Nordirak”. Deutsches Heer. 2015年7月17日閲覧。
  7. ^ Sturmgewehre”. Heckler & Koch. 2015年1月24日閲覧。
  8. ^ Sturmgewehr 77”. Bundesheer. 2015年7月17日閲覧。
  9. ^ Sturmgewehr 57 (Stgw 57)”. Logistikbasis der Armeeドイツ語版. 2015年7月17日閲覧。
  10. ^ Sturmgewehr 90 (Stgw 90)”. Logistikbasis der Armeeドイツ語版. 2015年7月17日閲覧。
  11. ^ a b c Before The Sturmgewehr: Assault Rifle Developments Prior to 1942”. The Firearm Blog (2014年4月2日). 2015年7月8日閲覧。
  12. ^ Machine Carbine Promoted”. Tactical and Technical Trends No. 57, April 1945. 2015年7月13日閲覧。
  13. ^ Glossary”. NRA-ILA. 2015年7月6日閲覧。
  14. ^ Assault rifle”. britannica.com. 2015年10月15日閲覧。
  15. ^ Loaded language poisons gun debate”. CNN. 2015年3月25日閲覧。
  16. ^ The Battle Rifle: Development and Use Since World War II. p. 1-2. //books.google.com/books?id=_a0zAwAAQBAJ&pg=PA1. 
  17. ^ ГОСТ 28653-90 «Оружие стрелковое. Термины и определения»”. Росстандартロシア語版. 2015年7月6日閲覧。
  18. ^ 防衛省規格 火器用語(小火器) (PDF)”. 防衛省 (2009年5月13日). 2015年1月24日閲覧。
  19. ^ 防衛省規格 火器用語(射撃) (PDF)”. 防衛省 (2009年5月13日). 2015年1月24日閲覧。
  20. ^ Gotz, Hans Dieter, German Military Rifles and Machine Pistols, 1871-1945, Schiffer Publishing, Ltd. (West Chester, Pennsylvania, 1990) ISBN 0-88740-264-X
    Huon, Jean, Military Rifle and Machine Gun Cartridges, Ironside International, Inc. (Alexandria, Virginia, 1988) ISBN 0-935554-05-X
    Molina Lopez, Angel and Alfonso Orea Maestro, Cartucheria Espanola, V. Merino, S.L. (Palencia, Spain) ISBN 84-604-3013-8
    Stevens, R. Blake, The FAL Rifle, Collector Grade Publications (Toronto, 1993) ISBN 0-88935-168-6
    Firearms Technical Trivia, September 1999 “Western Intermediate Contemporaries on the 7.62mm NATO”
    ASSAULT RIFLES AND THEIR AMMUNITION: HISTORY AND PROSPECTS, 11 June 2009


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