秀衡塗とは? わかりやすく解説

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秀衡塗

【工芸品名】
秀衡塗
【よみがな】
ひでひらぬり
【工芸品の分類】
漆器
【主な製品】
、盆、菓子器重箱茶器花器
【歴史】
平安時代末期岩手県平泉町において、権力財力欲しいままにし、中尊寺金色堂ちゅうそんじこんじきどう)をはじめとする仏教美術をこの地にもたらした奥州藤原氏のもとで、秀衡塗は始められました。藤原氏滅んで以来数百年の歴史は、未だ定かではありませんが、江戸時代後期からは平泉町隣りにある衣川村漆器盛んに製造され、現在に至ってます。
【主要製造地域】
岩手県
【指定年月日】
昭和60年5月22日
【特徴】
下地は、最も丈夫と言われる堅地(ほんかたじ)を使ってます。加飾当地で昔から伝えられてきた漆器の「秀衡」を手本したもので、「源氏雲」というの形と、いくつかの菱形組み合わせ作られる有職文様ゆうそくひしもんよう)」が描かれます。ちょっと見と金箔を使ったとても華やかなデザイン見えますが、実際手にとってみると、一番上塗られ上塗りの黒や朱色の漆や加飾は、光沢おさえた仕上げをしているので、漆本来の美しい艶を味わうことができます

秀衡塗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/18 05:22 UTC 版)

秀衡塗(ひでひらぬり)は、岩手県で作られる漆器1985年には経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定された。




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