甲午農民戦争とは? わかりやすく解説

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こうご‐のうみんせんそう〔カフゴノウミンセンサウ〕【甲午農民戦争】

読み方:こうごのうみんせんそう

1894年朝鮮李朝末に起こった東学信徒中心とした農民反乱鎮圧のため李朝政府清国派兵要請日本出兵して乱は鎮圧されたが、日清戦争誘発する結果招いた東学党(とうがくとう)の乱。


甲午農民戦争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/04 09:58 UTC 版)

甲午農民戦争(こうごのうみんせんそう)は1894年甲午)に李氏朝鮮で起きた李氏朝鮮王朝に対する農民暴動、内乱である。主要な関与者に東学の信者がいたことから東学党の乱(とうがくとうのらん)とも呼ばれる。


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「甲午農民戦争」の続きの解説一覧

甲午農民戦争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 20:10 UTC 版)

明成皇后 (テレビドラマ)」の記事における「甲午農民戦争」の解説

第92回 1894年金玉均(キム・オクキュン)が暗殺される東学党の乱(甲午農民戦争、1894年 - 1895年)が起きる。 第93回 全州全琫準と洪啓薰(ホン・ゲフン)が話し合い和約成立する全州和約)。 第94回 大院君閔妃説得入宮する。 第95回 国王大院君国政任せる。閔氏一族多く流罪罷免になる。 第96回 閔氏一族一掃される日本側は傀儡政権作るべく画策する

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甲午農民戦争(東学党の乱)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 04:32 UTC 版)

李氏朝鮮後期の農民反乱」の記事における「甲午農民戦争(東学党の乱)」の解説

詳細は「甲午農民戦争」を参照 1882年には壬午軍乱呼ばれる反乱起き日本公使館閔氏政権襲撃された。1884年には、より徹底的な改革図ろうとした開化派によるクーデターである甲申政変日本後押しなされたが、清国軍が王宮を守る日本軍攻め寄り開化派敗退し日本撤退した1894年になると甲午農民戦争(東学党の乱)と呼ばれる農民蜂起朝鮮全土起り閔氏政権脅かした。同政権要請により清国出兵したが、これに呼応した日本軍朝鮮出兵し、日清戦争へ事態発展していくことになる。

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