現行のヤシカブランド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 20:15 UTC 版)
現在はJNCデイタム・テック・インターナショナルが販売するコンパクトカメラ、デジタルカメラ、液晶テレビ、携帯電話などのブランドとして使用されている。 また2008年9月には、エグゼモードが、JNCから日本におけるブランド使用権を取得。JNCと提携してヤシカブランドのデジタルカメラ、ビデオカメラ、デジタルフォトフレームを販売していたが、エグゼモードがaigoとの提携と、ブランドをそこへ特化する関係で2011年でJNCとの提携を終了しYASHICAのブランドが再び日本から撤退する形となった。 その1年後の2012年10月からは株式会社GEANEE(現在の株式会社ジェネシスホールディングス )によってJNCのYASHICAブランド製品を販売し、みたび日本での展開を開始している。 2018年、Discover株式会社にヤシカブランドの日本販売代理店権利が譲渡され、同ブランドによるスマートフォン用カメラレンズを発売。 さらに2019年には「ヤシカエレクトロ35」を現代版にアレンジした「Y35(1400万画素)」を発売した。同製品は、「ヤシカエレクトロ35」の躯体をモデルとして一般的なデジカメなどに使われるモニターや削除ボタンを搭載しない一方、撮影に際してフィルム巻き上げ操作を再現するギミック機能を持たせた。JNCが新たに開発した独自の映像加工技術「The digiFilm システム」を採用し、撮影した写真自体はSDカード・SDHCカードに保存されるが、撮影したい被写体に併せてカメラフィルムを模した6種類のカートリッジ(ファンシー=セピアカラー風、ヤシカブルー、1600=ハイコントラスト高感度フィルム風、白黒(Black&White)、200=高画質フィルム風、6x6=正方形写真用)を使い分ける仕組みを取り入れている。
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