猿沢の池/山の井伝説とは? わかりやすく解説

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猿沢の池/山の井伝説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 16:56 UTC 版)

采女」の記事における「猿沢の池/山の井伝説」の解説

大和物語登場する"ならの帝"(葛城王)と"采女"(春姫)にまつわる伝説である。 なお、伝説まつわる万葉集和歌についての解釈前者後者では異なっている(「安積山 影さへ見ゆ山の井浅き心を わが思はなくに」が恋情伝える歌か真心伝える歌か。「吾妹子が 寝くたれ髪猿沢の 池玉藻に みるぞ悲しき」がのように浮かぶ水死体の髪を想起する歌か見て生前の髪を想起する歌か)。 この伝説を縁に奈良市郡山市姉妹都市となっている。 猿沢の池大和物語による記述奈良市に伝わる伝説においては、"ならの帝"(奈良時代のさる天皇)の寵愛失ったある"采女"が猿沢池投身自殺したというものである。「采女」という謡曲モチーフである。采女の霊を慰め祭りとして、奈良市猿沢池畔にある采女神社毎年中秋の名月時期例祭采女祭が行なわれる山の井伝説郡山市に伝わる伝説においては前日譚・後日譚存在する陸奥国巡察しにきた葛城王安積里長の娘・春姫見初め都に連れ帰ったが、春姫許婚の男を恋しく思い猿沢の池への入水偽装して里に帰る。しかし男は山の井清水身を投げた後で春姫も後を追い投身自殺するというもの。こちらについては、この采女祀る采女神社や、郡山市安積郡合併のおりに伝説モチーフとしてつくられ郷土祭郡山うねめまつりミスコンテストにより選考される観光大使ミスうねめ」が存在する

※この「猿沢の池/山の井伝説」の解説は、「采女」の解説の一部です。
「猿沢の池/山の井伝説」を含む「采女」の記事については、「采女」の概要を参照ください。

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