独特なエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 04:14 UTC 版)
「マッシュ (テレビドラマ)」の記事における「独特なエピソード」の解説
このシリーズには、他と異なる作風、構成、スタイルを持つ独特のエピソードがいくつかあって、典型的なシチュエーション・コメディやドラメディ(コメディ・ドラマ)の脚本から大きく逸脱している。このようなエピソードとしては以下のものがある。 "Hawkeye"(1976年1月13日放送 第4シーズン第18話)では、ホークアイが4077から離れたところでジープの事故を起こした後、英語が分からない韓国人家族のもとに連れて行かれ、意識を保つために23分間独白し続ける。このエピソードにはアラン・アルダ以外のキャストは出演しない。 "Point of View"(1978年11月20日放送 第7シーズン第10話)では、ただ一台のカメラがヘリコプターで運ばれた来た患者の視点となって、手術を受け、術後室でエピソードが進む。 手紙のエピソードは、手紙を書いているかのようにキャラクターによって語られる回想のエピソードであり、以下のものがある。ホークアイから父への手紙("Dear Dad"(1972年12月17日放送 第1シーズン第12話)、"Dear Dad...Again"(1973年2月4日放送 第1シーズン第18話)及び "Dear Dad... Three"(1973年11月10日放送 第2シーズン第9話)) ポッターから妻への手紙("Dear Mildred"(1975年10月24日放送 第4シーズン第7話)) B.J.から妻への手紙("Dear Peggy"(1975年11月11日放送 第4シーズン第10話)) レイダーから母への手紙("Dear Ma"(1975年12月23日放送 第4シーズン第16話)) シドニーからジークムント・フロイトへの手紙("Dear Sigmund"(1976年11月9日放送 第5シーズン第7話)) ウィンチェスターから家への録音テープ("The Winchester Tapes"(1977年10月18日放送 第6シーズン第5話)) ウィンチェスターの雑役夫(で北朝鮮のスパイ)から自分の部隊への手紙("Dear Comrade"(1978年11月27日放送 第7シーズン第11話)) マッケイ神父から尼僧の姉への手紙("Dear Sis"(1978年12月18日放送 第7シーズン第14話)) クリンガーから叔父への手紙("Dear Uncle Abdul"(1979年12月3日放送 第8シーズン第12話)) "The Interview"(1976年2月24日放送 第4シーズン第24話)は、4077についての一種のモキュメンタリー (疑似ドキュメンタリー)である。白黒で撮影され、キャストはアドリブも交えてインタビュアーの質問に答えている。 "Life Time"(1979年11月26日放送 第8シーズン第11話)は、外科医たちが22分間で終わらせなければならない手術を行う様子がリアルタイムで描かれる(画面の隅に表示された時計が時間をカウントダウンしていく)。 "Follies of the Living—Concerns of the Dead"(1982年1月4日放送 第10シーズン第10話)は、死んだ兵士の魂が構内をさまようが、熱を出したクリンガーだけが彼を見たり話したりできる。 "Dreams"(1980年2月18日放送 第8シーズン第22話)は、過労で睡眠不足の4077のメンバーが見た夢が視覚的に描かれ、彼らの恐れや憧れや欲求不満が明らかになる。このエピソードは、アラン・アルダが長年完成したいと思っていたものを混ぜ合わせたものである。
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