犯行に用いられた武器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:11 UTC 版)
「チョ・スンヒ」の記事における「犯行に用いられた武器」の解説
2007年の2月から3月の間に、チョは後に殺戮に用いることになる武器の購入を始めた。2月9日には、チョは彼の1丁めの拳銃となる.22ロングライフル弾に対応したワルサーP22半自動拳銃を、ウィスコンシン州グリーンベイで連邦重火器免許(英語版) を得ている販売店であるTGSCOM(英語版) Inc.から、そのウェブサイトのオペレータをー通じて購入した 。TGSCOM Inc.はワルサーP22をバージニア州ブラックスバーグの「JND Pawnbrokers」に輸送した。その店でチョは、合法に拳銃を購入・所持するために要求される身元調査を完了させていた。3月13日、チョは彼の2丁めの拳銃である9ミリ・グロック19半自動拳銃を、バージニア州ロアノークにある免許を受けた重火器販売店であるRoanoke Firearmsから購入した。 チョは2度の身元調査に通過することができ、また、販売店に対して彼のグリーンカードを提示することで2丁の拳銃の購入を正常に完了することができた。彼のバージニア州運転免許証は合法な年齢であることや、バージニア州での居住年数を証明し、また、小切手帳は彼の住所を証明した。加えて、2丁めの拳銃の購入には1丁めの購入から30日間経っている必要があった。彼は身辺調査の質問項目において、バージニア州の裁判所が彼に精神病院での外来治療を命じていたことを開示しなかったことで、2丁の拳銃を何事もなく購入することができた。 2007年3月22日、チョはアイダホ州のElk Ridge Shooting SuppliesからeBayを通じてワルサーP22拳銃用の10ラウンドマガジンを2つ購入した。チョのeBay購入履歴を対象とした、予備的なコンピュータ・フォレンジックス調査では、調査官らはチョが2007年3月23日に他の銃付属品を扱うeBay販売者からさらに10ラウンドマガジンを購入していたかもしれないと考えている。 チョはまた、防衛用の装備を身につけていない対象に対して、軟部組織において膨張することでフルメタルジャケット弾より大きな組織損傷を与える被覆ホローポイント弾を購入していた。犯行声明と共に、チョは後にホローポイント弾の写真を「あなた方が私に与えてきたクソどもを、ホローポイント弾とともにあなた方にお返ししよう。」とキャプションを添えてNBCニュースに送付している。
※この「犯行に用いられた武器」の解説は、「チョ・スンヒ」の解説の一部です。
「犯行に用いられた武器」を含む「チョ・スンヒ」の記事については、「チョ・スンヒ」の概要を参照ください。
- 犯行に用いられた武器のページへのリンク