準公共財とは? わかりやすく解説

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準公共財

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/01/21 23:58 UTC 版)

準公共財(じゅんこうきょうざい)とは、非競合性非排除性のいずれか一方だけを持つをいう。




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準公共財

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 14:29 UTC 版)

公共財」の記事における「準公共財」の解説

厳密に純粋公共財ではないが、非競合性あるいは非排除性いずれか有する広義公共財を準公共財という。 非競合的かつ排除的な財は、「クラブ財」と呼ばれる。たとえば、有線放送のようなサービスは、放送用ケーブル網の敷設番組制作などには費用がかかるが、これを100人の消費者供給する代わりに150人の消費者供給することによってもそれらの費用余り増加しない排除可能性は高いが、競合性が低い例となる。 非排除的かつ競合的な財は、「コモンプール財(共有資源)」と呼ばれる。たとえば、一般道路などは、ある程度までであれば利用者全員問題なく便益受けられるが、利用者増えるに従って混雑費用高まり競合性は高い。個々限界便益他者与え外部費用含まれていないためである。しかし利用者全員実際に課金するためのコスト高く排除性は低い。そのため市場任せると過剰消費なされる傾向にある(共有地の悲劇)。

※この「準公共財」の解説は、「公共財」の解説の一部です。
「準公共財」を含む「公共財」の記事については、「公共財」の概要を参照ください。

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