湾岸署
湾岸署
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 05:26 UTC 版)
作品の舞台となる警察署。「WPS/湾岸署」の2段書きはフジテレビの登録商標である(第4728692号)。 通称 WPS=Wangan Police Station。警視庁第一方面本部に属する1995年になって新設された警察署である。所在地は、東京都港区台場3丁目2番8号(実際には台場は2丁目までしかない)。「THE MOVIE 2」のパンフレットや公式本「踊る大捜査線研究ファイル」によれば地図上での位置はフジテレビがある位置になっているが、テレビシリーズ第1話や「THE MOVIE 2」冒頭での湾岸署への出勤シーンでは最寄り駅であるりんかい線東京テレポート駅を出てフジテレビとは逆方向の夢の大橋方面に向かって歩いている。ロケ地は江東区潮見にある潮見コヤマビル(後に潮見GATE SQUAREに改称)で、外観、1階ロビー、屋上、生活安全課のシーンなどがここで撮影されている。なお、劇場版3は"新湾岸署への引っ越し作業中に事件が起こる"という設定の為、同作に於ける湾岸署の撮影場所(外観、1階ロビーなど)は、冒頭シーンを除いて現存する東京湾岸警察署の隣に位置する"the SOHOビル"に移動している。 新設された当時は、臨海副都心といってもほとんど建設予定地ばかりで人もまばらであった。そのため他の所轄署(特に勝どき署)や警視庁の捜査員などからは「空き地署」と呼ばれ蔑まれていた。大規模所轄の部類には入るが、割合開けてきた2003年ころ(「THE MOVIE 2」の時点)でもエリートコースなどではなく、相変わらず本庁の駒にされる立場の弱い所轄である。署長は延々と神田が務めているが(2010年の新湾岸署移転時に真下に交代)、神田自身は丸の内署への栄転を希望している。青島の責任を問われいつも先送りとなる。署内には神田による署訓 「私あっての湾岸署」「ミスのない捜査とスキのない接待」が配布されている。新設だけあって外部も内装も新しく、およそ警察署といったイメージではないモダンな作りとなっている。 以上は作中の「湾岸署」の設定であるが、実際にも東京水上警察署を移転改築し近隣署と管轄を調整、臨海副都心全体を管轄する「東京湾岸警察署」(Tokyo Wangan Police Station) が2008年3月31日に開署した。
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「湾岸署」の例文・使い方・用例・文例
- シリーズの主役は,東京お台場,湾岸署の青島巡(じゅん)査(さ)部長(織(お)田(だ)裕(ゆう)二(じ))である。
- 湾岸署の署員も,道案内,迷子の対応,交通整理といった日常業務に追われている。
- 湾岸署内に捜査本部を設置するため,室(むろ)井(い)警(けい)視(し)正(せい)(柳(やなぎ)葉(ば)敏(とし)郎(ろう))を含む警視庁のメンバーが派遣される。
- 本物の「湾岸署」が開署
- 湾岸署は東京湾岸地区とその周辺地区を担当する。
- この名称は人気テレビ・映画シリーズ「踊る大捜査線」の中の「湾岸署」に由来する。
- 国際環境エネルギーサミットが東京の湾岸署管内で行われる。
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