水酸化銅とは? わかりやすく解説

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すいさんか‐どう〔スイサンクワ‐〕【水酸化銅】

読み方:すいさんかどう

水酸化銅(Ⅰ)。水酸化第一化学式CuOH

水酸化銅(Ⅱ)。(Ⅱ)塩の水溶液アルカリ加えて得られる淡青色粉末溶けずアンモニア水には錯イオンとなって溶け青色溶液になる。水酸化第二化学式CuOH2


水酸化銅(II)

(水酸化銅 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 04:04 UTC 版)

水酸化銅(II)(すいさんかどう(II)、Copper(II) hydroxide)は、化学式 Cu(OH)2 で表される2価の水酸化物で、比重2.368、分子量97.56。CAS登録番号は20427-59-2。青白色粉末または青色結晶で、、希酸に不溶。アンモニア水、シアン化アルカリ溶液に錯塩を作って溶ける。特にアンモニア水に溶かしたときに生じる銅アンモニア錯体セルロースを可溶化するため、銅アンモニアレーヨンの製造に用いられる。水溶液中にクエン酸酒石酸が共存すると、キレート化合物を形成して溶ける。また、水酸化アルカリ溶液に溶け紫色のコロイド溶液を生じる。極めて濃いアルカリ溶液には Mn[Cu(OH)4] のような銅酸塩を作って溶解し、青色を呈する。




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