桑野隆とは? わかりやすく解説

桑野隆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/24 23:36 UTC 版)

桑野 隆
人物情報
生誕 (1947-11-22) 1947年11月22日
日本徳島県
出身校 東京外国語大学
学問
研究分野 文学(ロシア文学)
研究機関 東京工業大学東京大学早稲田大学
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桑野 隆(くわの たかし、1947年11月22日 - )は、日本ロシア文化学者。東京大学教授・早稲田大学教授を経て、早稲田大学名誉教授

経歴

1947年、徳島県生まれ[1]。1970年、東京外国語大学ロシヤ語科卒業[1]、1972年同大学大学院外国語学研究科スラブ系言語専攻修了[1]

1979年より東京工業大学専任講師[1]、1981年に同助教授となる[1]。1988年より東京大学教養学部助教授[1]。1992年より同教授[1]。2001年に早稲田大学教育・総合科学学術院(教育学部複合文化学科)教授となる[1]。2017年定年退職[1]、同大学名誉教授

受賞・栄典

著書

単著

語学テキスト
  • 『エクスプレス ロシア語』(白水社、1986年、CD版2002年)
  • 『初級ロシア語 20課』(白水社、2012年、『エクスプレス ロシア語』を改題改訂)
  • 『もっと知りたいロシア語 初級から広げ深掘りする』(白水社、2021年)

共編

訳著

レーニンの言語』 三一書房 1975年、水声社(叢書記号学的実践22)2005年6月
  • V・N・ヴォロシノフ、バフチーン『マルクス主義と言語哲学――言語学における社会学的方法の基本的諸問題』 未来社 1976年、改訳版1989年
  • P.ボガトゥイリョフ『民衆演劇の機能と構造』 未来社 1982年7月
  • V.イヴァノフ他『ロシア・アヴァンギャルドを読む――ソ連芸術記号論』 編訳 勁草書房 1984年11月
  • ミハイル・バフチン『文芸学の形式的方法――ミハイル・バフチン著作集3』 佐々木寛共訳 新時代社 1986年11月
  • D.S.リハチョフ『ロシアからの手紙――ペレストロイカを支える英知』 平凡社 1989年5月
  • レフ・トロツキー『文学と革命』 岩波文庫(上下) 1993年
  • ミシェル・オクチュリエ『ロシア・フォルマリズム』 赤塚若樹共訳 白水社文庫クセジュ 1996年2月
  • ユーリー・ミハイロヴィチ・ロートマン『ロシア貴族』 渡辺雅司共訳 筑摩書房 1997年3月
  • フロレンスキィ『逆遠近法の詩学――芸術・言語論集』 高橋健一郎西中村浩共訳 水声社 1998年
  • ヴィーリ・ミリマノフ『ロシア・アヴァンギャルドと20世紀の美的革命』 未來社 2001年6月
  • ミハイル・バフチン『バフチン言語論入門』 小林潔共訳 せりか書房、2002年
  • 『物理学者ランダウ――スターリン体制への叛逆』 佐々木力山本義隆共編訳 みすず書房 2004年12月
  • ピョートル・グリゴリエヴィチ・ボガトゥイリョフ『衣裳のフォークロア――増補・新訳版』 朝妻恵理子共訳 せりか書房 2005年6月
  • エウゲニィ・クズネツォフ『サーカス――起源・発展・展望』 ありな書房、2006年12月
  • タチヤナ・ヴィクトロヴナ・コトヴィチ『ロシア・アヴァンギャルド小百科』 監訳 水声社 2008年10月
  • ミハイル・バフチン『ドストエフスキーの創作の問題』 平凡社ライブラリー 2013年3月
  • ロマン・ヤコブソン『ヤコブソン・コレクション』 朝妻恵理子共編訳 平凡社ライブラリー 2015年11月
  • アンナ・ラーツィス『赤いナデシコ 《職業革命家》アーシャの回想録』水声社 2021年

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 「桑野隆教授略歴・業績」『学術研究. 人文科学・社会科学編』第66巻、早稲田大学教育・総合科学学術院、2017年3月、356-359頁。 




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