桂正和
桂正和
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鳥山同様に鳥嶋和彦によって才能を見出された一人。鳥山が「恋愛モノ」を苦手にしているのと対照的に桂は「恋愛モノ」を得意にしており、その道の第一人者。鳥山とはデビュー前に手塚賞準入選の時の授賞式で会って以来交流があり、『ウイングマン』の作中に「生徒会トリヤマ」や「Mr.マヤリト」として鳥山が登場している。逆に『Dr.スランプ』には、非常な田舎者として桂が登場しており、番外の短編漫画でエピソードが語られている。また、悟空が界王を笑わせるために使ったギャグは、鳥山が桂に披露したもののバカにされたといわれるものであり、フュージョンのアイディアも桂による、と述べている。1984年に桂が病気療養のため約5か月間『ウイングマン』の連載を中断した際、週1ページの応援作品「がんばれ!桂くん」が連載されたが、鳥山は、タイトルとタイトルバックの似顔絵(病室で寝巻き姿の桂が、元気にウイングマンの変身ポーズを決めている)を寄稿している。『ウイングマン』連載以降に電話で話すようになり、鳥山が『ドラゴンボール』、桂が『電影少女』を連載していた頃は、仕事からの逃避でお互い締め切り直前に長電話をよくしていた。『D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜』連載前に鳥山に相談したところ「主人公を変身させて髪の色を変えてみてはどうか」「戦わせるしかない」と言われ、不安を抱きつつ描いたら鳥山のファンから「(超サイヤ人の)マネをするな」と抗議が来たという。
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桂正和(かつら まさかず)
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「Dr.スランプの登場人物」の記事における「桂正和(かつら まさかず)」の解説
実在の漫画家。登場回が『週刊少年ジャンプ』に掲載された当時は『ウイングマン』を連載中。現実では鳥山明とは、同じ初代担当・鳥嶋の下で鍛えられた「戦友」と呼べる友人関係にあり、どちらがより田舎者かで論争をしていた。作中ではペンギン村の旅行客として漫画に登場。思い切り田舎者として扱われた挙句、千兵衛から顔に落書きをされている。この時期『ウイングマン』には、鳥山を思わせる端役(「生徒会トリヤマさん」「Mr.マヤリト」など)が出没している。
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