東之宮古墳とは? わかりやすく解説

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東之宮古墳

名称: 東之宮古墳
ふりがな ひがしのみやこふん
種別 史跡
種別2:
都道府県 愛知県
市区町村 犬山市犬山
管理団体
指定年月日 1975.07.19(昭和50.07.19)
指定基準 史1
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: S50-5-117東之宮古墳.txt: 犬山市街地の北東木曽川左岸にはいわゆる愛・岐丘陵発達している。
 東之宮古墳はこの丘陵北西端山頂位置する前方後方墳である。墳丘長さ72メートルを測り、前方部北西に向ける。主体部は、後方部墳頂で古墳中軸線を間に並列する形で2か所、前方部中軸線上に1か所の3か所にあるが、発掘されたのは後方部の1か所で、割石小口積の竪穴式石室長さ4.8メートル、幅96センチ)が明らかになった。
 出土した副葬品三角縁神獣鏡はじめとする11面、玉類、碧玉製品のほか多量鉄製品など豊富な内容をもっている。この古墳濃尾平野周辺部代表的な前期古墳とされているものであり、その学術的価値は高い。

東之宮古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/26 13:34 UTC 版)

東之宮古墳(ひがしのみやこふん)は、愛知県犬山市北白山平[1]にある古墳時代前期の前方後方墳1973年昭和48年)に発掘調査が行われ、1975年(昭和50年)に国の史跡に指定された。また出土遺物は1978年(昭和53年)に国の重要文化財に指定された。


  1. ^ a b c 東之宮古墳”. 犬山観光情報. 犬山市観光協会. 2023年11月26日閲覧。
  2. ^ 愛知県史編さん委員会編集『愛知県史 資料編3』愛知県(2005年)
    白石太一郎・森下章司・赤塚次郎『史跡 東之宮古墳調査報告書』犬山市教育委員会(2005年)
  3. ^ 犬山市教育委員会編集『史跡東之宮古墳範囲確認調査報告書』犬山市教育委員会(2009年)
  4. ^ a b 犬山市教育委員会編集『史跡東之宮古墳』犬山市教育委員会(2014年)
  5. ^ 重要文化財指定名称では「三角縁神獣鏡」の数が「5面」となっているが、これは「斜縁同向式二神二獣鏡」1面を三角縁神獣鏡に分類しているためである。
  6. ^ 尾張東之宮古墳出土品 - 国指定文化財等データベース(文化庁
  7. ^ 東之宮古墳 - 国指定文化財等データベース(文化庁


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