三省堂 大辞林 |
映画情報 |
晩春
| 原題: | |
| 製作国: | 日本 |
| 製作年: | 1949 |
| 配給: | 松竹 |
| スタッフ | |
| 監督: | 小津安二郎 オヅヤスジロウ |
| 製作: | 山本武 ヤマモトタケシ |
| 原作: | 広津和郎 ヒロツカズオ |
| 脚色: | 野田高梧 ノダ |
| 小津安二郎 オヅヤスジロウ | |
| 撮影: | 厚田雄春 アツタユウハル |
| 音楽: | 伊藤宣二 イトウセンジ |
| 美術: | 浜田辰雄 ハマダタツオ |
| 録音: | 妹尾芳三郎 セノオヨシサブロウ |
| 照明: | 磯野春雄 イソノハルオ |
| キャスト(役名) |
| 笠智衆 リュウチシュウ (曽宮周吉) |
| 原節子 ハラセツコ (曽宮紀子) |
| 杉村春子 スギムラハルコ (田口まさ) |
| 青木放屁 アオキホウヒ (田口勝義) |
| 宇佐美淳 ウサミジュン宇佐美淳也 (服部昌一) |
| 三宅邦子 ミヤケクニコ (三輪秋子) |
| 月丘夢路 ツキオカユメジ (北川アヤ) |
| 三島雅夫 ミシママサオ (小野寺譲) |
| 坪内美子 ツボウチヨシコ (小野寺きく) |
| 桂木洋子 カツラギヨウコ (小野寺美佐子) |
| 谷崎純 タニザキジュン (林清造) |
| 高橋豊子 タカハシトヨコ (林しげ) |
| 清水一郎 シミズイチロウ (「多喜川」の亭主) |
| 解説 |
| 第一回の坂本武のプロデュースで、広津和郎原作の「父と娘」より「女性の勝利」の野田高梧と「風の中の牝鶏」小津安二郎が協同脚色して、小津安二郎が監督に当る。キャメラは「風の中の牝鶏」と同様に厚田雄春が撮影に当る。主演には「森の石松(1949)」の笠智衆「青い山脈(1949)」「お嬢さん乾杯!」の原節子の他に、「朱唇いまだ消えず」の杉村春子、「君待てども」の宇佐美淳、「深夜の告白」の三宅邦子「恋の十三夜」の月丘夢路、「君待てども」の三島雅夫をはじめ、坪内美子、桂木洋子らがそれぞれ助演する。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| 曽宮周吉は大学教授をしながら鎌倉に娘の紀子と二人で住んでいた。周吉は早くから妻を亡くし、その上戦争中に無理した娘の紀子が身体を害したため長い間父と娘は、どうしても離れられなかった。そのために二七歳の年を今でも父につくし、父は娘の面倒を何にくれとなくみてやっていた。周吉の実妹、田口まさも曽宮家に出入りして彼等の不自由な生活の一部に気をくばっていた。このごろでは紀子も元気になり、同級生であり友達でもある北川アヤと行来していた。アヤは一たん結婚したが、夫の悪どい仕打ちに会い今では出もどりという処。また周吉の助手をしている服部昌一も近々結婚するという。気が気でないまさは、何んとかして紀子を結婚させようとするが、紀子は首を縦にふらなかった。一度は助手の服部と紀子を結ばせようと考えていた周吉とまさは、服部にはすでに許婚があると聞いて思い直し、新に候補者をすすめるのであった。一方周吉と昔から親友である小野寺は、京都の大学教授をやっていた。たまたま上京した際、紀子に後妻をもらったと言って、不潔であると言われた。紀子はそれから父の動きをそれとなく伺っていた。叔母のまさは茶会で知った三輪秋子という美しい未亡人を心の中で兄の周吉にと考えていた、それを紀子に、彼女の結婚を進めながら話してみたが、紀子は自分の結婚よりも父の再婚に気をとられていた。紀子はそれからというものはなんとなく変っていった。北川アヤには結婚しなさいと言われても、気がますますいらだってくる。ある日紀子は父に再婚の意志を聞き正してみた。父は再婚するという返事たっだ。紀子はこのまま父と二人で暮したかったが、自分の気持がだんだん弱くなって行くのを知った。叔母のまさに承諾を与えた紀子は、最後の旅行を父と共に京都に赴いた。京都では小野寺一家の暖い家庭のフンイ気につつまれて、紀子がいつか小野寺の叔父に言った「不潔」と言う言葉を取り消した。京都から帰った紀子はすぐ結婚式をあげた。周吉は娘の紀子を新婚旅行に送ったあと、北川アヤに再婚するのと聞かれ、「ああでも言わなければ紀子は結婚せんからね」と答えるのであった。彼は一人五十六歳の身を今はさびしい鎌倉の吾が家にがっかりした様にいつまでも身を横たえていた。 |
晩春
| 原題: | The Flame Within |
| 製作国: | アメリカ |
| 製作年: | 1935 |
| 配給: |
| スタッフ | |
| 監督: | Edmund Goulding エドモンド・グールディング |
| 製作: | Edmund Goulding エドモンド・グールディング |
| 原作: | Edmund Goulding エドモンド・グールディング |
| 脚色: | Edmund Goulding エドモンド・グールディング |
| 撮影: | James Wong Howe ジェームズ・ウォン・ホウ |
| 音楽: | Jerome Kern ジェローム・カーン |
| キャスト(役名) |
| Ann Harding アン・ハーディング (Mary White) |
| Herbert Marshall ハーバート・マーシャル (Gordon Phillips) |
| Maureen O'Sullivan モーリン・オサリヴァン (Lillian Belton) |
| Louis Hayward ルイス・ヘイワード (Jack Kerry) |
| Henry Stephenson ヘンリー・スティーブンソン (Jock Frazir) |
| Margaret Seddon マーガレット・セドン (Mrs.Grenfel) |
| George Hassell ジョージ・ハッセル (Rigby) |
| Eily Malyon エイリー・マリヨン (Murdock) |
| Claudelle Kaye (Nurse Carter) |
| 解説 |
| 「台風」「グランド・ホテル」のエドモンド・グールディングが原作・脚本・監督・製作した映画で、「泉」「林檎の頬」のアン・ハーディングと「彩られし女性」「お人好しの仙女」のハーバート・マーシャルが主演する。助演者は「愛の隠れ家」「空の軍隊」のモーリン・オサリヴァン、舞台から来た新人ルイス・ヘイワード、「世界一の金持ち娘」「三日姫君」のヘンリー・スティーブンソンで、撮影は「影無き男(1934)」「古城の妖鬼」のジェームズ・ウォン・ホウ、音楽は「ロバータ」「猫と堤琴」のジェローム・カーンの担当。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| 若く美しき女医メリイ・ホワイトは精神病に治療に一生を捧げ、そのため長年彼女を愛している医師ゴードンとの結婚も延期して仕事に没頭していた。ある時ゴードンは親友ジョックと一緒に自殺を企てた英国の金満家の娘リリアンを診察したが、精神病的な症状を見てメリイに治療を任せた。リリアンはジャック・ケリィという青年と深い恋に落ちていて彼が飲酒に浸って身を持ち崩している事から彼女も自棄気味になっていた。メリィはリリアンを治すには先ずジャックからだと思い、会ってみると彼も精神病的な患者だった。しかし、これは全治するものだと信じ、ゴードンやジョックがこれは女の仕事ではないと反対したの押し切って、メリィは彼の治療に色々と苦心した。一度は失敗したが彼女の労は報われてジャックはすっかり禁酒し正業に就いた。2人は英国に帰って結婚した。メリィはジャックが去る事を非常に淋しく感じた。いつの間にか彼女の胸にジャックの影が忍び込んでいたのである。新年を迎えに2人は再び米国を訪れた。メリィやゴードンやジョックは舞踏会の夜彼らに出会ったが、リリアンは2人の最も不幸な時代を思い出したくないとメリィを避けていた。ジャックがメリィと親しげに囁いているの見て嫉妬したリリアンは彼と口論した。ジャックは自分はメリィを愛していると告げ、又今後もそうだといった。メリィが帰宅すると酒に酔ったジャックがやってきて彼女を愛していると打ち明けた。彼女も心の中では彼を想っていると告白したが、けれどもお互いに別れるのが正しいと説いた。そこへ狂喜のようになったリリアンが来て、夫とメリィを相手取って離婚訴訟をすると怒鳴りわめいた。丁度その時成り行きを案じたゴードンが現れて、自分はメリィと結婚する事になっていると述べてその場を救った。翌日ジャックとリリアンは仲直りしたと告げに来た。ゴードンはメリィがジャックを愛している事を知って、自分は女に慰められる男ではなく頼られる男だといい、今後同僚として仲良くして行こうといったが、メリィは今はもう暖かいゴードンの胸にすがって今後を送ろうと想ったのである。 |
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晩春
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/10/20 05:47 UTC 版)
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