早初姫【ハヤハツヒメ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9678号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 早初姫 よみ:ハヤハツヒメ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 1月 18日 | |
品種登録者の名称 | 林初男 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市込野町郷中8番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 林初男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「さくら」の自然交雑実生から育成されたものであり、花は赤紫色の小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや低である。茎の太さはやや太、色は褐、強さは強、中空の程度は小、側らいの発生程度は中、節間長はやや短である。葉身長、葉幅及び縦横比は中、葉柄の長さは短、先端部分の形は尖、一次欠刻は深、表面の色は濃、裏面の色は中、毛じの多少は少、光沢度は中、厚さは薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着する。花房の形は凹形、花の大きさは小、厚みは低、舌状花の重ねは 1.5列まで、舌状花数はかなり少である。管状花部の直径は極小、管状花数は中、分布は集中、長さは中である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅はかなり狭、外花弁の表面の色は赤紫(JHS カラーチャート9508)、裏面の色は赤味紫(同8911)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄、花たくの形は平らな円錐状、大きさは極小、総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは極細、長さは短、生態分類型は夏ギク、開花の早晩性は早である。「あかね」及び「花歌」と比較して、外花弁表面の色が赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者のほ場(愛知県稲沢市)において、「さくら」の自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 早初姫のページへのリンク