日本国外における天然記念物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 22:49 UTC 版)
「天然記念物」の記事における「日本国外における天然記念物」の解説
日本国外における天然記念物制度は、日本の制度と異なることが多い。日本では種や個体を対象とすることが多いが、アメリカなどの欧米諸国ではNational Park(国立公園)として地域指定したものを天然記念物としてとらえている。また、日本の国立公園制度では保護・保全だけでなく利用も目的としているが、欧米諸国の国立公園制度では保護・保全を重点的に考えている。また、国際自然保護連合(IUCN)は自然の保護地域(Protected Area)を分類・定義しているが、カテゴリーIIIを天然記念物とし、その定義を『1つまたはそれ以上の特定の自然や自然文化的特徴を含んだ地域であり、元来の希少性、代表性、美的資質、文化的重要性の観点から、顕著で、類例のない価値を持っているもの。』としている。これも天然記念物を地域としてとらえている一例である。 アメリカ合衆国の天然記念物 詳細は「アメリカ合衆国国立公園」を参照 詳細は「アメリカ合衆国のナショナル・モニュメント」を参照 韓国・北朝鮮の天然記念物 韓国と北朝鮮では、第二次世界大戦前の日本統治時代に天然記念物の制度が整備され、現在も両国によって指定・運営が継続されている。 詳細は「大韓民国指定天然記念物」および「en:Natural monuments of North Korea」を参照 ドイツの天然記念物 スイスの天然記念物
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