戦時改修とは? わかりやすく解説

戦時改修

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/21 14:00 UTC 版)

J/K/N級駆逐艦」の記事における「戦時改修」の解説

J・K級を含めた駆逐艦は、最大仰角40度として対空射撃にも限定的に対応した45口径12cm砲を搭載して第二次世界大戦突入したが、最大仰角40度では急降下爆撃対抗困難であり、開戦後間もなく、これは対空兵器としては不十分であることが明白になった。このことから、DCT方位盤測距用の285レーダー装備進められるとともに1940年決定に基づき後部魚雷発射管バーター45口径10.2cm単装高角砲QF 4インチMk.V)1基を搭載した。ただし本級では、この45口径10.2cm単装高角砲方位盤などによる射撃指揮受けておらず、有効性限定的であった39口径40mm機銃近接防空火力としては不十分と判断されたことから、70口径20mm機銃増備された。 また他の艦級同様にレーダー装備行われており、早期警戒用として286型または291レーダー目標捕捉用として276型または293型レーダーなどが搭載された。大戦末期まで残存していたジャーヴィス及びジャベリンは、ラティスマストへ改修受けた。 そして最後に建造されたN級では、これらの改修最初から適用した状態で建造するとともに爆雷搭載数45発に増加している。

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戦時改修

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 05:14 UTC 版)

トライバル級駆逐艦 (2代)」の記事における「戦時改修」の解説

上記通り、本級では新開発45口径12cm連装砲を装備化したものの最大仰角40度では急降下爆撃対抗困難であり、大戦勃発する間もなく、これは対空兵器としては不十分であることが明白になった。1940年5月決定に基づき3番砲は45口径10.2cm連装高角砲QF 4インチ砲Mk.XVI)に換装され、その管制のため285レーダー備えたDCT搭載された。また39口径40mm機銃62口径12.7mm機銃近接防空火力としては不十分と判断されたことから1942年まで撤去され70口径20mm機銃の単装銃架6基が搭載され、うち4基は後に連装化された。 電波兵器搭載行われた。まず上記改修同一時期対空捜索用の286PQ型レーダー電子戦支援用の短波方向探知機(HF/DF)および中波方向探知機(MF/DF)が搭載された。またレーダーは、後に早期警戒用の291レーダー293型レーダー搭載されようになった。 また水雷兵器についても、爆雷搭載数増加が行われた。

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