戦後の日本共産党における著名人および古参活動家の除名、除籍とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 戦後の日本共産党における著名人および古参活動家の除名、除籍の意味・解説 

戦後の日本共産党における著名人および古参活動家の除名、除籍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 06:36 UTC 版)

除名」の記事における「戦後の日本共産党における著名人および古参活動家の除名、除籍」の解説

1950年代から60年代にかけての日本共産党では、武装闘争路線継続目指すなどの分派行為によって多数除名者を出してきた。 詳細は「日本共産党#1950年問題分裂武装闘争路線)」および「宮本顕治#自主独立への道」を参照 これら除名者が改悛した場合想定して党規約54後段には「除名された人の再入党は、中央委員会決定する」という規定がある。ただし、除名決定多く中央委員会によってなされていることもあり(都道府県委員会支部など下級機関による除名決定あり得る)、除名覆すことは困難である。 「日本共産党#離党と賞罰」も参照 除名党規約54条の前段に「最も慎重に行わなくてはならない」と規定されている通り明確な反党行為必要だが、除籍は「党員としての資格欠けるか党の信頼損ねた」という理由で可能である。また10条該当党員対す支部地区決定による除籍では都道府県委員会による再入党決定という形で覆すともできるが、反指導部的な理由でより上級組織都道府県ないしは中央)が除籍決定した場合は対応が異なり事実上覆せない。その決定的な違いとして除名認められている再審請求除籍ではできないこと挙げられる。これは除籍対象になった者から反論機会を奪うという点で組織側に有利と判断されている。 詳細は「日本共産党#除名と除籍」および「10条該当党員#問題点」を参照 なお、路線対立理由とせず、贈収賄など議員党員として相応しくない行為理由とした除名除籍行なわれている。 井上光晴堤清二中西功1950年島成郎1950年1952年復党1958年除名寺尾五郎1950年1955年復党1968年除名伊藤律1953年栗原幸夫1954年1958年復党1961年除名志田重男1957年香山健一福本和夫森田実1958年詳細は「共産主義者同盟#第一次ブント結集した人々」を参照 長洲一二1959年):@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}その後革新統一候補として党の推薦神奈川県知事当選するが、後に再び反革新反共立場転向[要出典]。 武井昭夫1960年安部公房春日庄次郎内藤知周花田清輝山田六左衛門1961年)「社会主義革新運動」も参照 宇佐美清治(1963年)「砂川事件」も参照 佐多稲子野間宏渡部義通1964年志賀義雄鈴木市蔵神山茂夫中野重治1964年)「日本共産党(日本のこえ)」も参照 いいだもも吉川勇一1965年)「共産主義労働者党」も参照 大塚有章1966年)「毛沢東思想研究会」も参照 安斎庫治大隈鉄二四代目河原崎長十郎竹中労西沢隆二原田長司、福田正義1967年)「日本共産党(左派)」、「日本共産党(マルクス・レーニン主義)」、および「文化大革命#日本への文革の輸出」も参照 高野実1968年袴田里見宮地健一1977年)「共産党袴田事件」も参照 増山太助1979年古在由重1984年):除籍措置有田芳生1990年):除籍措置その後新党日本民進党などを経て現在は立憲民主党所属。「有田芳生#ジャーナリストテレビコメンテーターとして」も参照 野坂参三1992年霜多正次1993年):除籍措置下里正樹1994年):元赤旗編集局員。権利停止処分後に党を公然批判し除名切り替わる兵本達吉1998年市川正一2000年木村愛二2001年):除籍措置萩原遼2005年):元赤旗編集局員、除籍措置今田真人2014年?):元赤旗記者除籍措置

※この「戦後の日本共産党における著名人および古参活動家の除名、除籍」の解説は、「除名」の解説の一部です。
「戦後の日本共産党における著名人および古参活動家の除名、除籍」を含む「除名」の記事については、「除名」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「戦後の日本共産党における著名人および古参活動家の除名、除籍」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「戦後の日本共産党における著名人および古参活動家の除名、除籍」の関連用語

戦後の日本共産党における著名人および古参活動家の除名、除籍のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



戦後の日本共産党における著名人および古参活動家の除名、除籍のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの除名 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS