想定被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 07:53 UTC 版)
政府の地震調査研究推進本部によると、六甲・淡路島断層帯は、大阪府箕面市から淡路島北部に位置する主部と、淡路島の洲本市から南あわじ市に位置する先島断層帯からなり、さらに、断層主部は、六甲山地から淡路島東岸に位置する長さ約71kmの六甲山地南縁-淡路島東岸区間と、長さ約23kmの淡路島西岸区間に分類される。 六甲山地南縁-淡路島東岸区間が活動した場合、マグニチュードは約7.9となり、明石市から大阪市にかけての沿岸部などで震度7、加古川市から枚方市と、淡路島北部で震度6強、また、京都市や奈良市などでも震度6弱が予測されている。30年以内に活動する確率はほぼ0%から1%である。 淡路島西岸区間が活動した場合、マグニチュードは約7.1となり、淡路島と兵庫県南部の沿岸地帯の広い範囲で震度6強以上が予測されている。30年以内に活動する確率はほ0%である。 先島断層帯が活動した場合は、マグニチュードは約6.6で、淡路島で震度6強以上が予測されている。30年以内に活動する確率はほぼ0%である。
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想定被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 20:55 UTC 版)
いずれの断層区間も、別々に活動すると推定されるが、複数区間が同時に活動する場合も否定できないされる。その場合はマグニチュード7.9から8.0程度の地震が発生する可能性がある。 己斐断層区間と五日市断層区間ではデータが得られていないため将来的に地震が発生する長期確率は不明である。 五日市断層は己斐断層よりも規模が大きい為、地震が発生した場合に広島市や廿日市市を中心とした地域に影響が大きく、より広範囲に影響を及ぼすとの見方もある。広島市は、五日市断層・己斐断層による直下型の地震が発生した場合、最大で中区の93パーセントが液状化し、約2500棟が全壊すると予想している。
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