延齢草

デジタル大辞泉

えんれい‐そう〔‐サウ〕【延齢草】

読み方：えんれいそう

シュロソウ科の多年草。山野の木陰に生え、高さ約20センチ。茎が1〜3本出て、その先に、広卵円形の葉を3枚輪生する。初夏、紫色の花を1個開く。萼(がく)は3枚あり、花びら状。たちあおい。延年草。延命草。

撮影・青山富士夫

撮影・青山富士夫

薬用植物一覧

シロバナエンレイソウ

科名： ユリ科 別名： - 生薬名： エンレイソウ（延齡草） 漢字表記： 白花延齢草 原産： 日本 用途： 山地や林の陰に自生する多年草。中国では根茎を乾燥しさせ煎じ、高血圧・神経衰弱などに用います。果実には甘みがあり滋養にはそのまま食べるとよい。 学名： Trillium tschonoskii Maxim.

植物図鑑

えんれいそう (延齢草)

●わが国の各地をはじめ、南千島やサハリンに分布しています。山地の湿った林内に生え、高さは２０～４０センチほどになります。卵状菱形の大きな葉が茎頂に３個輪生します。４月から５月ごろ、緑色または紫褐色の花を咲かせます。外花披片は３個あり、内花披片はふつうありません。この外花披片は果期まで落ちません。
●ユリ科エンレイソウ属の多年草で、学名は Trillium smallii。英名はありません。

ユリのほかの用語一覧

ウバユリ：	姥百合
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植物名辞典

延齢草

読み方：エンレイソウ（ｅｎｒｅｉｓｏｕ）

ユリ科の多年草，高山植物、園芸植物、薬用植物

学名 Trillium apetalon

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「延齢草」の例文・使い方・用例・文例

• 白花の延齢草という草花
• 深山延齢草という植物