帆矢向信号場とは? わかりやすく解説

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帆矢向信号場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/13 04:48 UTC 版)

帆矢向信号場(ほやんげしんごうじょう)は、かつて樺太元泊郡帆寄村に存在した鉄道省樺太東線信号場である。

歴史

  • 1927年(昭和2年)11月20日 - 樺太鉄道落合駅 - 知取駅間(170.5km)開業により設置。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 樺太鉄道の国有化により、樺太庁鉄道樺太東線の信号場となる。
  • 1943年(昭和18年)4月1日 - 南樺太の内地化にともない、鉄道省(国有鉄道)に編入。
  • 1945年(昭和20年)8月 - ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、信号場も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年(昭和21年)
    • 2月1日 - 日本の国有鉄道の信号場としては、書類上廃止。
    • 4月1日 - ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「ブルカン」。

信号場名の由来

当駅の所在する地名からであり、地名はアイヌ語の「ホ・ヤン・ゲ」(「ホホー」と声を出して荷を陸へ上げる所)による[1]

隣の駅

鉄道省樺太鉄道局
樺太東線
馬群潭駅 - 帆矢向信号場 - (南沢信号場) - 元泊駅

脚注

  1. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)p.413



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