宇治茶発祥の地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 20:09 UTC 版)
鎌倉時代初めの1207年、宇治の里人たちが茶の種を植える方法に苦慮していた際、たまたま通りかかった、当時では茶文化の主流とされていた栂ノ尾高山寺(栂ノ尾産の茶葉は本茶、それ以外は非茶とされていた。)の明恵上人が畑に馬を乗り入れ、できた蹄址に茶の種を蒔くように教えたとされる。「栂山の尾上の茶の木分け植えて、迹ぞ生ふべし駒の足影」は明恵上人の短歌。この明恵伝説を記念した石碑、駒蹄影園址碑(こまのあしかげえんあとひ)は萬福寺門前に大正15年(1926年)に宇治郡茶業組合により建立されたものである。
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