宇宙生物”カラー”
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 16:35 UTC 版)
本作で登場する生物。これは、他の生物の生命力を糧とし影響を受けた生き物は、精神を病み生命力と色彩を失って灰色に変じて最終的には崩れ去る。主人公が農夫から話を聞いた話では、ガス状の生命体であろうと推測しているが正体も対処方法も不明である。 発表から半世紀以上後の1984年マイクル・シェイ作の『異"時間"の色彩(The Color Out of Time、1984年)』では、ラヴクラフトが書いた「異"次元"の色彩」は現実の事件を元に人物の名前と最後の顛末を変えたものであったとされ、この生物はまだ地球に潜んでいたとするもの。これは生物の生命力と恐怖心を糧とする生き物で、人間の眼には奇妙な色彩そのものに映るエネルギー生物。人間の肉を直接喰らうこともあり、その場合には獣のような形に実体化する。こちらで登場する生物は、旧神の印に弱いという設定になっている。 テーブルトーク版では「宇宙からの色(異次元の色彩)」と「異時間の色彩」の両者を融合させたような設定。幼生時はゼリー状の姿をとり、成長すると非実体化する。
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