女踊り

琉球舞踊用語集

女踊り（オンナオドリ）

ルーツは祝女であるといわれ、舞台芸能として上演されたのは若衆踊りより遅い。古典舞踊の華的存在である。着付は、垂髪・紫長巾・作り花、金銀水引・のし紙差・琉縫薄衣裳・緋紗綾足袋を基本 とする。

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女踊り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/02 17:00 UTC 版)

「琉球舞踊」の記事における「女踊り」の解説

女踊りは、古典舞踊を代表する踊りである。女踊りの装束は、朱色または紅型の胴衣(どぅじん)、下半身には裙(かかん)を纏い、腰に巻いた紫長巾に紅型衣装の打ち掛けを挟む「前壺折り めーちぶり」の着付けとなる。結髪は垂髪(かむろう)。紫長巾を頭に巻き、椿や牡丹をあしらった花飾りや熨斗、婆娑羅(バサラ)などの髪飾りをつける。主に愛や恋を主題としたものが多い。舞踊構成は、舞台下手から出る「出羽（んじふぁ）」、主題を成す「中踊り（なかうどぅい）」、舞台下手へ帰る「入羽（いりふぁ）」の三部構成を基本としている。女踊りの中でも、玉城朝薫が創作したと言われる踊りを、「古典女七踊り」または「真踊り」と呼ぶ。主な演目は、「綛掛(かしかき)」「作田（つぃくてん）」「柳（やなじ）」「天川（あまかー）」「本貫花（むとぅぬちばな）」「諸屯（しゅどぅん）」「伊野波節（ぬふぁぶし）」「芋引（うーびち）」「本嘉手久（むとぅかでぃく）」「稲まづん（いにまじん）」「瓦屋（からやー）」「女特牛節（いなぐくてぃぶし）」「四つ竹（ゆちだき）」がある。

女踊り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/09 18:30 UTC 版)

「阿波踊り」の記事における「女踊り」の解説

女物の浴衣に編笠を深く被り、草履ではなく下駄を履くのが特徴。 艶っぽく、上品に踊るのが良いとされる。 一般の浴衣と異なりじゅばん、裾除け、手甲を付け黒繻子の半幅帯をお太鼓のように結ぶ場合が多い。