女の肖像とは? わかりやすく解説

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女の肖像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 17:49 UTC 版)

女の肖像』(おんなのしょうぞう)は、芝木好子の小説。またそれを原作としたテレビドラマ

内容

牧子は4年前、干支ひと回り以上年齢の違う画家の川津高秋と結婚。しかし高秋は自分の描く絵の方向性に行き詰まり、約半年の予定でスペインへ渡ったが、そのまま連絡が取れない状態となり、実質逃避行となった。残された牧子は義理の息子の駿一を抱えているがゆえ生活苦の問題が圧し掛かるようになり、仕事を探した結果、阿波画廊で見習いとして働き始め、その画廊で安見修の個展を開くことになりその準備をしていた。修は画学生時代に牧子に思いを募らせ、惹かれていたが牧子の結婚でショックを受けフランスへ渡っていた。修の個展の後、牧子は阿波画廊に正式採用になるが、修は牧子を思う余り、絵を描く気になれずにいた。

牧子が後に画商として自立するその様子、修や画廊主の阿波ら牧子の周りの様々な人々が絡む人間群像などを描いた。

テレビドラマ

女の肖像
ジャンル テレビドラマ
脚本 八木柊一郎
演出 佐光千尋、伊藤祥二
出演者 香山美子小池朝雄広岡瞬あおい輝彦牟田悌三 ほか
オープニング あおい輝彦『再会』
製作
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域 日本
放送期間1980年1月15日〜1980年4月1日
放送時間火曜日22:00〜22:54
放送枠火曜劇場
放送分54分
回数13
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1980年1月15日から1980年4月1日まで、日本テレビ系列の『火曜劇場』(毎週火曜日22:00〜22:54)にて放映[1]。放映話数は全12話。本作のために、主演の香山美子東京銀座画廊を見学して役作りに励んだ[2]。また、劇中に登場した絵画は全て本物を使用したという[3]

キャスト

スタッフ

  • 原作:芝木好子
  • 脚本:八木柊一郎
  • 演出:佐光千尋(第1~6話、第10~12話)、伊藤祥二(第7~9話)
  • 音楽:菅野光亮
  • 制作:日本テレビ

主題歌

脚注

  1. ^ 「テレビ・ネットワーク」『映画情報』第45巻第2号、国際情報社、1980年2月1日、69頁、NDLJP:2343751/69 
  2. ^ 参考:読売新聞朝日新聞毎日新聞北海道新聞京都新聞 各縮刷版(1980年1月~1980年4月)、『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE学研パブリッシング)編集部編)
  3. ^ 週刊TVガイド 1980年2月8日号 95ページより。
日本テレビ 火曜劇場
前番組 番組名 次番組
甦える日日
(1979.10.16 - 1980.1.8)
女の肖像
(1980.1.15 - 1980.4.1)
愛しい女
(1980.4.8 - 1980.7.1)

「女の肖像」の例文・使い方・用例・文例

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