大洋間高速道路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 06:47 UTC 版)
「プエルト・マルドナド」の記事における「大洋間高速道路」の解説
ブラジルの河港とペルーの太平洋岸の港を結ぶ大洋間高速道路(ロドビア・ド・パシフィコ高速道路)構想では、プエルト・マルドナルドはマドレ・デ・ディオス川の渡河点と位置づけられ、長さ722mのコンチネンタル橋が架けられることとなった。この計画は何十年も前から存在し、工事はアレハンドロ・トレド政権下に着工されたが、財政難を理由に中断されていた。この遅れが、橋に構造的な欠陥が生じる一因ともなった。2012年3月までに橋は開通し、トラックを含む自動車が往来している。 プエルト・マルドナド付近の高速道路は、天然の熱帯雨林を伐採して建設された。これについてペルーのNGO「市民労働協会」などの団体は、違法伐採や密漁、もしくは現代世界とのつながりを持たない先住民族との衝突を招くおそれがあるとしている。
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