多重防護とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 産業 > 製造業 > 防護 > 多重防護の意味・解説 

多重防護

多重防護は、原子力施設安全性確保基本的な考え方一つで、「異常の発生防止」、「異常の拡大及び事故への発展防止」、「周辺環境への放射性物質の異常放出防止」という三つ観点から、安全対策が多段的に構成されていることをいう。とくに日本では原子力発電所基本的設計思想とされている。  例えば、「異常の発生防止」のために、運転員が誤った操作をすると作動しないシステムインターロック)や、一部故障して自動的により安全な状態に向かうシステムフェイルセーフ)がある。また、「異常の拡大及び事故への発展防止」のために、自動的に原子炉停止する装置や、「周辺環境への放射性物質の異常放出防止」のために、緊急(非常用炉心冷却装置ECCS)なども設置されている。




多重防護と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「多重防護」の関連用語

多重防護のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



多重防護のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
文部科学省文部科学省
Copyright (C) 2024 文部科学省 All rights reserved.
環境防災Nネットホームページ原子力防災基礎用語集

©2024 GRAS Group, Inc.RSS