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燃料被覆管

読み方:ねんりょうひふくかん
別表記:被覆管

ウラン燃料などといった核燃料物質密封するための金属製の管のこと。ジルカロイ合金などで作られる。


原子力放射線用語

福井原子力環境監視センター福井原子力環境監視センター

燃料被覆管

読み方ねんりょうひふくかん

核燃料酸化腐食防止し、核分裂生成物質などを閉じこめるため、燃料を覆う薄肉円筒管。
被覆材(cladding material)には、中性子吸収少なく、熱伝導がよく、機械的強度が高く、高温に耐えることが要求される。軽水発電炉ではジルコニウム合金高速炉ではステンレス鋼、などが用いられている。


原子力防災基礎用語集

文部科学省文部科学省

燃料被覆管

核燃料物質である二酸化ウラン等のペレット密封するための金属製の管を燃料被覆管という。核燃料物質核分裂生成物封じ込め核燃料から発生する熱を効率よく取り出すために用いる。被覆管中性子影響を受け難く、熱をよく伝え冷却材に対して腐食しない材料が望まれる。軽水炉では、ジルカロイが用いられている。


ウィキペディア

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燃料被覆管

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/28 22:23 UTC 版)

燃料被覆管(ねんりょうひふくかん、英語:fuel cladding)とは、原子炉核燃料が放出される放射性物質を、外部に漏らさないように封じ込めるために用いられるもので、原子炉の多重防護(5重の壁)の一つとされる。

また、燃料被覆管の中に燃料ペレットを一列に積み重ねて挿入したものを、燃料棒という。被覆材には数種類あり、炉心温度や、使用する冷却材に合わせて使い分けられる。

燃料被覆管に用いる材料は、内側からの高圧および高温に耐え、冷却材との化学反応を起こさない材質が望ましい。内側からの圧力は、製造時に充填されたヘリウム等の不活性気体および燃料ペレットから放出される気体の核分裂生成物によるものであるが、通常運転条件では気体核分裂生成物の寄与は小さい。燃焼初期は内側からの圧力に比べ外側の冷却材圧力の方が大きいため、燃料被覆管の直径はクリープ変形により小さくなる。燃焼が進むと、やがて燃料被覆管と燃料ペレットは接触する。さらに燃焼が進むと、燃料ペレットスエリングにより燃料被覆管の直径は増加に転じる。

また、核分裂反応を継続させる上で重要な熱中性子を吸収しないこと、熱伝導率が高いこと、加工性がよいこと、燃料の再処理が容易に行えること等も重要な条件である。




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