変形システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 00:31 UTC 版)
「マクロス VF-X2」の記事における「変形システム」の解説
可変戦闘機の特徴である3段変形を採用。制約などはなく、基本的には自由に変形可能である。どの形態も一長一短の要素を抱えているため、状況に応じた使い分けが重要となる。また、変形した際は現在ターゲット中の敵を自動で正面に捕捉する仕様で、これを利用することにより、例えば敵機が自機の180°後方に回ったときでも旋回行動を取らずに円滑に戦闘を行うことができる。ただし変形時は無防備になるリスクも伴うため、機体操作で敵機を捕捉する技術も必要となる。 ファイター 航空機形態。つねに前進し移動速度が早いため回避面に優れ、高速で移動する敵機との交戦に向いている。ミサイルの発射数、ロックオン距離もガウォークより優れているため遠距離から敵に接近しつつ大ダメージを与えることができる。反面、小回りが利かないため動きの遅い敵機との交戦には向かない。 ガウォーク ほかの2形態の中間的な特徴を持つ。ファイターと違い止まった状態でミサイルを撃つことが可能で、加えてバルカンの自動照準もある程度働くため、総じて火力が高い。移動速度もバトロイドに比べて速く、機体によっては高速戦闘にも対応できる。万能な形態だが、操作と挙動が独特で使いこなすには慣れが必要。 バトロイド 人型ロボット形態。もっとも小回りが利き、バルカンの自動照準範囲が広く、敵機だけでなく、ミサイルにも対応している。撃ちながら敵機を中心に前後左右上下に移動できるため、攻撃と回避運動を同時に行うことができる。また変形時の向き直りがミサイルに対しても働くため、他2形態からバトロイドに変形し、追尾してくるミサイルを撃ち落すなどのアニメを彷彿とさせるアクションも可能である。移動速度が遅く、一部の機体を除きミサイルが使用できないため、他2形態に比べ火力が低いのが欠点。
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