変体ヲシテ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:59 UTC 版)
ヲシテには基本形以外に特殊な表現に用いられる字形のバリエーションがあり、変体ヲシテ(特殊ヲシテ文字)と呼ばれる。濁音に関するもの、数詞に関するもの、複数の相または態の図像を組み合わせたもの、渦型のものなどである。それぞれ形に対応した意味を表している。 変体ヲシテはヲシテ時代から存在し、また漢字時代になってから付加されてきたものもあると肯定論者は主張する。例えば、外二点の濁点での濁音表記は、漢字時代になってからの付加物であると考えられているという。 モトアケ(フトマニ図)によると、いくつかの文字で異体字が確認される。また、写本の系統と書写した人物により字形が異なる。
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