塩素イオン
分かりやすくいうと塩分のことです。人間の身体や食品の中にも含まれていて,特に海水に多く含まれています。基準の200mg/Lというのは,塩味を感じない程度として決められたものです。塩素イオンは地域差がありますが,ある程度は必ず含まれているものです。急激な値の変動により,水質の変化を知る目安となります。井戸水に人畜のし尿等が混入すると,平常値よりもずっと多くの塩素イオンが検出されるので,このような場合には,その原因を直ちに調べる必要があります。塩素イオン(Cl-)
塩化物
(塩素イオン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 09:56 UTC 版)
塩化物(えんかぶつ、英: chloride)とは、塩素がそれより陽性な元素または原子団と形成する化合物である[3]。塩素(Cl2)は第18族元素以外のほとんどの元素と反応し塩化物を形成する。
注釈
- ^ 二分命名法の陰性要素を意味する後置辞を前置するのは日本語表記特有の言い回しである。例)塩化ナトリウム (sodium chloride) 英語表記で前置詞の場合はクロロ— (chloro—)(配位子の場合はクロリド) と称するし(例:テトラクロリド白金(II)酸カリウム)、後置したままの場合もある。(例:酢酸クロリド、カルボン酸塩化物)
- ^ 例:塩化ナトリウム
- ^ 例:塩化ナトリウム
出典
- ^ “Chloride ion - PubChem Public Chemical Database”. The PubChem Project. USA: National Center for Biotechnology Information. 2021年11月30日閲覧。
- ^ a b Zumdahl, Steven S. (2009). Chemical Principles 6th Ed.. Houghton Mifflin Company. p. A21. ISBN 0-618-94690-X
- ^ 塩素よりも電気陰性度が高いフッ素と反応した塩素化合物、例えばClFは一フッ化塩素と称し塩化物ではない。
「塩素イオン」の例文・使い方・用例・文例
塩素イオンと同じ種類の言葉
- 塩素イオンのページへのリンク