堂射とは? わかりやすく解説

通し矢

(堂射 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/01 17:45 UTC 版)

通し矢(とおしや)は、弓術の一種目。堂射(どうしゃ)、堂前(どうまえ)などともいう。京都蓮華王院(三十三間堂)の本堂西側の軒下(長さ約121 m)を、南から北に矢を射通す競技である。様々な種目があったが、一昼夜に堂の南端から北端までの全長を射通した矢の数を競う「大矢数」が有名である。




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堂射

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弓術」の記事における「堂射」の解説

詳細は「通し矢」を参照 堂射とは江戸初期京都三十三間堂江戸三十三間堂東大寺などで盛んに行われた通し矢競技射術弓射分類伝統的に騎射歩射二分類であるが、江戸時代に堂射が隆盛し独自の発展遂げたので、射法系統としては堂射を加えた3分類とされることが多い。堂射は高さ・幅に制限のある長い軒下三十三間堂は高さ約5.5m、幅約2.5m、距離約120m)を射通す競技で、低い弾道長距離矢を飛ばし、さらに決められ時間内で射通した矢数競うため、独自の技術発展遂げた江戸時代中期以降堂射ブーム沈静化したものの、堂射用に改良され道具(ゆがけ等)や技術が後の弓術寄与した面は大きい。日置流尾州竹林派紀州竹林派射手驚異的な記録残した事で有名。

※この「堂射」の解説は、「弓術」の解説の一部です。
「堂射」を含む「弓術」の記事については、「弓術」の概要を参照ください。

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