城戸南蔵院前駅
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城戸南蔵院前駅[* 1] | |
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駅舎(2015年4月) | |
きどなんぞういんまえ Kido Nanzōin-mae | |
◄JC09 九郎原 (5.0 km) (1.5 km) 筑前山手 JC07► | |
所在地 | 福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗869-3 |
駅番号 | JC 08 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | JC篠栗線(福北ゆたか線) |
キロ程 | 10.2 km(桂川起点) |
電報略号 | キト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- | 303人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1968年(昭和43年)5月25日[3] |
備考 | 簡易委託駅[2] |
城戸南蔵院前駅(きどなんぞういんまええき)は、福岡県糟屋郡篠栗町大字篠栗にある、九州旅客鉄道(JR九州)篠栗線(福北ゆたか線)の駅である。駅番号はJC08。
歴史
国鉄篠栗線桂川 - 篠栗間開通と同時に城戸駅(きどえき)として開業した。1995年、沿線の南蔵院に全長41m、高さ11mの釈迦涅槃像が設置されてから同寺への参拝者が急増したため、2003年に駅名を「城戸南蔵院前」に改称した。
年表
- 1968年(昭和43年)5月25日:城戸駅(きどえき)として日本国有鉄道が開設[3]。
- 1974年(昭和49年)3月5日:駅員無配置駅となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR九州が継承[3]。
- 2000年(平成12年)12月12日:駅舎外観を改装[5]。
- 2003年(平成15年)3月15日:城戸南蔵院前駅(きどなんぞういんまええき)に改称[3][1]。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始[6]。
- 2023年(令和5年)12月26日:駅名改称から節目の20年を迎えるに当たり、待合室やトイレ等がリニューアルオープン[7]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、北側に駅舎が置かれる[2]。霊場(南蔵院)の最寄り駅であるため障害者用トイレがある[5]が、エレベーターが無くホームへは階段を上る必要がある。2000年の改装で駅舎全体を杉や銅板で覆われ社寺風の外観となっている[5]。また、駅名改称から節目の20年を迎えるに当たり、南蔵院に来訪する利用客のため、2023年9月から改修工事をしており、待合室やトイレ等が2023年12月26日にリニューアルオープンすることになった[7]。
構内にはポイント電気融雪器が設置されている。ポイント電気融雪器はJR九州の複数の駅に設置されているが福岡県内ではこの駅と日豊本線新田原駅だけである[8]。
南蔵院が駅業務を受託する簡易委託駅である[2]。また、駅舎内に自動券売機が設置されている。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取扱う[9]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | JC 福北ゆたか線 | 上り | 桂川・新飯塚・小竹・直方方面 |
2 | 下り | 篠栗・長者原・吉塚・博多方面 |
利用状況
2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は303人である[10]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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2019年(令和元年) | 303[10] |
駅周辺
当駅は篠栗トンネル坑口付近にある。駅前に多々良川が流れ、鉄琴の音板が取付けられた橋が架けられている。その橋を渡ったところには、篠栗線と並行する国道201号がある。駅から国道にかけての一帯には土産品店等が建ち並んでいる。駅周辺には日本一大きな釈迦涅槃像のある南蔵院を始めとする篠栗新四国八十八ヶ所霊場の札所となる寺院が散在する。駅南側を八木山バイパスが通る。
寺院
商店・食堂
- 井上商店
- 吉田屋
- たまや
- 荒神茶屋
バス路線
駅を出て少し歩いたところに西鉄バス「城戸」停留所、つるや旅館前に篠栗町のコミュニティバス(無料)であるオアシス篠栗巡回バス「城戸つるや前」停留所がある。
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- JC 福北ゆたか線(篠栗線)
脚注
- ^ a b 「鉄道記録帳2003年3月」『RAIL FAN』第50巻第6号、鉄道友の会、2003年6月1日、21頁。
- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 08号 博多駅・伊万里駅・西戸崎駅ほか81駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月30日、23頁。
- ^ a b c d 曽根悟(監修)「筑豊本線・日田彦山線・後藤寺線・篠栗線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月2日、23頁。
- ^ “「通報」●篠栗線城戸駅ほか1駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1974年3月5日)
- ^ a b c “JR篠栗線 城戸駅が新装”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2000年12月14日)
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日)
- ^ a b 『福北ゆたか線 城戸南蔵院前駅がリニューアル より便利で、きれいになります!』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2023年12月21日 。2023年12月22日閲覧。
- ^ 弓削信夫『福岡県JR全駅』葦書房、1993年10月15日、ISBN 4751205293。
- ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年9月24日閲覧。
- ^ “オアシス篠栗巡回バス -簡易路線図-” (PDF). 巡回バス|【オアシス篠栗】篠栗町総合保健福祉センター. オアシス篠栗. 2023年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 城戸南蔵院前駅(駅情報) - 九州旅客鉄道
固有名詞の分類
- 城戸南蔵院前駅のページへのリンク