国石
読み方:こくせき
国の象徴(シンボル)と位置付けられた石のこと。国花・国鳥・国獣・国魚といった「国を代表する種」の石バージョン。ただ、国石を指定している国は、国花や国鳥に比べると多くはない。
国石も国花や国鳥と同様、その国の地理や歴史と深いかかわりを持ち、国民にも親しまれている種類が選ばれる。たとえば、スイスの国石は水晶である。水晶はスイス国内でも産出される上に、時計産業においてクオーツ時計の重要な素材として多用されている。
日本では、2016年に日本鉱物科学会がヒスイ(翡翠)を国石として選定する旨を表明している。これは法的根拠があったり国が公式に認めた見解だったりするわけではないが、その点は国花や国鳥も同様、基本的に非公式な性質のものである。
関連サイト:
「ひすい」を我が国の「国石」として選定 ― 一般社団法人日本鉱物科学会
国の象徴(シンボル)と位置付けられた石のこと。国花・国鳥・国獣・国魚といった「国を代表する種」の石バージョン。ただ、国石を指定している国は、国花や国鳥に比べると多くはない。
国石も国花や国鳥と同様、その国の地理や歴史と深いかかわりを持ち、国民にも親しまれている種類が選ばれる。たとえば、スイスの国石は水晶である。水晶はスイス国内でも産出される上に、時計産業においてクオーツ時計の重要な素材として多用されている。
日本では、2016年に日本鉱物科学会がヒスイ(翡翠)を国石として選定する旨を表明している。これは法的根拠があったり国が公式に認めた見解だったりするわけではないが、その点は国花や国鳥も同様、基本的に非公式な性質のものである。
関連サイト:
「ひすい」を我が国の「国石」として選定 ― 一般社団法人日本鉱物科学会
国石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 14:23 UTC 版)
国石(こくせき)とは、その国家を代表・象徴する石(宝石)のことを言う。
- ^ 花崗岩(花崗岩質岩およびそのペグマタイト)、輝安鉱、玄武岩、讃岐岩(サヌカイト)、桜石(菫青石仮像)、黒曜石(黒曜岩)、自然金、水晶(とくに日本式双晶をもつ水晶)、トパーズ、ひすい(ひすい輝石およびひすい輝石岩)、無人岩の11種類が候補。(日本鉱物科学会の公式サイト、日本鉱物科学会)
- ^ "The Curious Lore of Precious Stones" (ジョージ・フレデリック・クンツ(George Frederick Kunz、1913年、1971年版は ISBN 0486222276)
- ^ 小山内康人、土'山明. “日本の石(国石)の選定に関して、パブリックコメントのお願い” (PDF). 日本鉱物科学会. 2016年9月26日閲覧。
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