名称と操作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 22:03 UTC 版)
スクロールバーは複数のパーツからなる複合コンポーネントである。 つまみ(ノブ) いわゆる「つまみ」。現在表示されている位置や、全体に占める割合などを示す。ノブをドラッグすると表示領域を移動する事ができる。この時内容がリアルタイムで更新される場合(ライブスクロール)と、ノブを放した時に更新される場合がある。 米国などではつまみのバー(棒)をサム (英: thumb) ともいう。このサムには異なる名称があり、Macintoshでは「スクローラー」と呼ばれている。JavaプラットフォームのAWTやSwing、JavaFXでは「バブル」「サム」「スクロールボックス」または「ノブ」 、マイクロソフトのMSDNドキュメントでは「スクロールボックス」「サム」「スクロールサム」と称する 。他には、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}「エレベーター」、「クイント」、「パック」、「ワイパー」または「グリップ」とも呼ばれる[要出典]。 矢印(アロー) 上下(左右)の矢印で、クリックするとその方向にノブが1単位移動する。移動量はおおむねテキスト1行である。多くはボタンを押し続けると連続移動を行なう(リピートボタン)。アローの配置には2つの流儀があり、スクロールバーの両端に別れて配置される場合と、一方の端にそろえて配置される場合に分かれる。前者の配置は「ノブを上下左右に移動させたい場合は上下左右それぞれの端にあるアローを操作する」という表現となっており、直感的で自然であるが、後者の集中配置型のほうがアロー間の距離が近くなるため、マウス移動の効率は良い。 本体 スクロールバーの本体はノブとアローを適切に配置し、制御している。この部分をクリックするとページ量が充分な場合は、おおむねテキスト1ページ移動する。「Shift」キーを押しながら本体部分をクリックすると、クリックした地点にノブが移動する。ページの一番上から一番下に一気に移動するときは「Shift」を押しながら、矢印(下向き)の少し上を押す。
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