名つけ帳・黒箱
名称: | 名つけ帳・黒箱 |
ふりがな: | なつけちょう・くろばこ |
種別: | 人の一生に関して用いられるもの |
員数: | 1式 |
指定年月日: | 1956.04.26(昭和31.04.26) |
所有者: | 若一王子社宮講 |
所有者住所: | 和歌山県紀の川市東野四〇九 |
管理団体名: | |
備考: | 名つけ帳1巻,書類入黒箱3箇 |
解説文: | 黒箱とは社寺、宮座など伝統的な団体の重要文書類を保管する箱をいうが、若一王子社宮講所有の黒箱は三重になり、文書類がふえるに従って、次々に外箱が作りたされていったものと思われる。 名つけ帳は文明十年以降新たに加入する講員(出生男児・養子)の名を書き続けて来た長帳で、昭和三十一年帳つけ後の現在、全長七十四メートル三〇センチにおよび、紀伊続風土記、紀伊名所図会にも既に珍らしい存在として載せられ、同類の資料の典型的なものとして極めて貴重である。 |
重要有形民俗文化財のほかの用語一覧
交通・運輸・通信に用いられるもの: | 能登内浦のドブネ 越後姫川谷のボッカ運搬用具コレクション 飛騨のそりコレクション |
人の一生に関して用いられるもの: | 名つけ帳・黒箱 奥美濃の人生儀礼用具 白山麓西谷の人生儀礼用具及び民家 |
信仰に用いられるもの: | おしらさまコレクション |
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