名古屋テレビ塔
名称: | 名古屋テレビ塔 |
ふりがな: | なごやてれびとう |
登録番号: | 23 - 0188 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 鉄骨造及び鉄筋コンクリート造、高さ180m、脚間35m、展望室付 |
時代区分: | 昭和中 |
年代: | 昭和29 |
代表都道府県: | 愛知県 |
所在地: | 愛知県名古屋市中区錦3-6-15先 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 市中心部の久屋大通公園に位置する。142m高の鉄骨トラスに38m高のアンテナを載せる。展望台等を兼ねる建屋はカーテンウォール構造で築き,鉄骨とRC造交差アーチで支える。名古屋の戦後復興のシンボルで,テレビ放送用集約電波鉄塔としては日本最古。 |
名古屋テレビ塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/03 00:13 UTC 版)
名古屋テレビ塔(なごやテレビとう)は、愛知県名古屋市中区栄の久屋大通公園にある電波塔。高さ180.0メートル。1954年(昭和29年)開業で、日本で最初に完成した集約電波塔。名古屋テレビ塔株式会社が保有・運営する。国の重要文化財に指定されている[3]。
注釈
- ^ 右側は手動ハンドル付きエレベーター(三菱電機製)
- ^ 後の名古屋市営地下鉄名城線建設の際にはテレビ塔の傾き防止のために4本の脚の周囲にコンクリートを流し込み、強度を高めるといった大規模な補強工事が行われ、無振動で杭を打ち込んだり、逆巻き工法といわれる露天掘りを行った後に天井からトンネルを築造していく方法が採られた。テレビ塔の真下を通すという工事は、当時の日本国内はもとより、世界でも類を見ない工事といわれている[6][7]。
- ^ 愛知県域のFMラジオ3波は名古屋市昭和区高峯町の中京テレビ旧本社敷地内にある東山タワーより送信している。なお、アナログ親局がUHFであった中京テレビ放送 (CTV/35ch)とテレビ愛知 (TVA/25ch) の電波も東山タワーから発信されていた。
- ^ 当初は、「富士山が見える展望台を作りたい」として神野が周囲に相談したものの、そのためには南アルプス越しから見るにしても700メートル以上の高さが必要なことを知り、断念している[5]。
- ^ 完成当時は東洋一の高さとなり、濃尾平野を一望かつ鈴鹿山脈を眺望できるほどだった[5]。
- ^ 100万人達成者は、偶然にも内藤多仲の娘だった[15]。
- ^ 後の瀬戸デジタルタワーで開始したデジタル放送でも同様。
- ^ [18][19]
- ^ 主催:(株)ミーティング、 後援:愛知県、協力:名古屋テレビ塔・日本スカイランニング協会、特別協力:CBCテレビ。
- ^ 放送免許がCBCテレビに移管されたのはアナログ廃止後の2014年4月1日。
- ^ THKとCBCのみ。その他の飛騨地方にある中継局は放送波を途中の施設でTTL回線に変換し、中継局で受信していた。
- ^ VHF11chに相当する周波数。
- ^ 当時のきしめん1杯が20円ほど。
- ^ 但し一時期、一部の放送局の確執は存在している(特に有名なのは、東海テレビ・ラジオとCBCとの関係)。
脚注
- ^ a b c 中部電力MIRAI TOWER(名古屋テレビ塔)、東海建築文化センター
- ^ 「名古屋テレビ塔(中部電力ミライタワー)「8つのヒミツ」前編 進化続けるランドマーク、地下には謎の『開かずの間』【企画・NAGOYA発】」『中日スポーツ』、2023年1月27日。
- ^ a b c 文部科学省告示第155号『官報』号外第264号、2022年(令和4年)12月12日、114頁
- ^ a b 『名古屋テレビ塔による中部電力へのネーミングライツ(命名権)の付与について 〜地域共生におけるパートナーとして〜』(PDF)(プレスリリース)名古屋テレビ塔/中部電力、2021年3月24日。 オリジナルの2021年3月24日時点におけるアーカイブ 。2021年3月24日閲覧。
- ^ a b c d e f 仰げばなつかし テレビ塔アナログ停波 (1) 名古屋のシンボル『中日新聞』2011年6月20日付夕刊6面(芸能欄)
- ^ a b c d e 仰げばなつかし テレビ塔アナログ停波 (8) 銀色守る塔の塗り替え『中日新聞』2011年7月2日付 夕刊9面(芸能欄)
- ^ 『交通局ニュース』vol.178【交通局インフォメーション】内「ハッチーの市バス・地下鉄雑学事典 え?テレビ塔の真下を走っているの!!」より。
- ^ “名古屋まちなみデザインセレクション選定風景・物件”. 住宅都市局都市計画部都市景観室 (名古屋市). (2013年3月27日) 2013年4月30日閲覧。
- ^ 2013年4月30日『中日新聞』朝刊p.15.
- ^ a b c “「名古屋テレビ塔」を重要文化財に、文科相に答申…国宝には勝興寺”. 読売新聞オンライン (読売新聞). (2022年10月12日) 2022年10月12日閲覧。
- ^ 名古屋テレビ塔 百名山2014
- ^ “「NOTTV」サービス及び「モバキャス」サービスの終了について”. 2016年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月2日閲覧。
- ^ 関口 聖 (2015年11月27日). “スマホ向け放送「NOTTV」、2016年6月末で終了”. ケータイWatch. インプレス. 2016年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月19日閲覧。
- ^ a b c d “名古屋局のあゆみ”. NHK名古屋放送局. 2016年9月13日閲覧。
- ^ a b 仰げばなつかし テレビ塔アナログ停波(3)名古屋テレビの快挙『中日新聞』2011年6月22日付夕刊7面(芸能欄)
- ^ 日本放送協会(編)『NHK年鑑'63』日本放送出版協会、1963年、278頁。
- ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'71』日本放送出版協会、1971年、363頁。
- ^ 詳細:「戦後の復興策として建設、都市の発展に貢献」「全国に先駆けて建設、全国タワーのモデル」「大都市中心部での建設は困難、都市景観の中心」
- ^ a b 仰げばなつかし テレビ塔アナログ停波(6)日本初の電波集約塔『中日新聞』2011年6月29日付夕刊9面(芸能欄)
- ^ 文部科学省告示第126号『官報』号外第174号、2005年(平成17年)8月2日、1頁
- ^ “名古屋テレビ塔、アナログ放送としての役目終えアンテナ撤去作業開始”. サカエ経済新聞 (2011年12月7日). 2012年1月1日閲覧。
- ^ a b c “テレビ塔の中にホテル 名古屋のシンボル、リニューアル”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2018年12月17日). オリジナルの2018年12月18日時点におけるアーカイブ。 2018年12月19日閲覧。
- ^ a b c 営業時間・展望料金【休業のお知らせ】 - ウェイバックマシン(2018年12月18日アーカイブ分)
- ^ 「名古屋テレビ塔 免震装置の設置完了」『日本経済新聞』朝刊2020年2月26日(中部経済面)2020年2月29日閲覧
- ^ a b MIRAI TOWER 新・名古屋テレビ塔 GRAND OPEN - 名古屋テレビ塔
- ^ a b 『広報なごや』2011年7月号(第763号)〔→アーカイブ〕第1面に掲載の『「エレベーターと同じスピードで駆け上がったんだワ。」』(名古屋市長・河村たかし)より(2014年3月11日閲覧)
- ^ 仰げばなつかし テレビ塔アナログ停波 (5) 走り続けるアスリート『中日新聞』2011年6月28日付夕刊7面(芸能欄)
- ^ 『クラス別日本記録(2013年3月31日現在)』『クラス別アジア記録(2013年3月31日現在)』 - いずれも日本マスターズ陸上競技連合Webサイトより
- ^ 近藤陽洲プロフィール - セントラルジャパンWebサイトより
- ^ “2021 Nagoya Vertical Running 中部電力 MIRAI TOWER スカイラン”. ミーティング. 2021年7月27日閲覧。
- ^ a b 仰げばなつかし テレビ塔アナログ停波(2)アンテナの“空中戦”『中日新聞』2011年6月21日付夕刊9面(芸能欄)
- ^ 携帯端末向けマルチメディア放送局の免許を交付(名古屋・津・豊橋中継局)総務省東海総合通信局(2012年3月30日プレスリリース)
- ^ 『展望料金改定のお知らせ(12/1~)』(プレスリリース)中部電力 MIRAI TOWER、2022年11月21日 。
- ^ “名古屋テレビ塔、解体の危機”. Opi-rina (中日新聞). (2011年6月27日). オリジナルの2012年1月21日時点におけるアーカイブ。 2012年1月3日閲覧。
- ^ 2012年11月5日付『中日新聞』夕刊11面(社会欄)「中京テレビ 社屋が16年移転 残る鉄塔どうする?」より。
- ^ “名古屋テレビ塔:地デジ化後、名古屋市長「存続させる」 公金支出は否定/愛知”. 『毎日新聞』. (2011年7月1日)[リンク切れ]
- ^ “名古屋テレビ塔、携帯向けサービスで再スタート”. 『読売新聞』. (2011年12月31日) 2012年1月3日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 『名古屋テレビ塔存続支援の飲料自販機を設置』(プレスリリース)ポッカサッポロフード&ビバレッジ、2012年12月20日。 オリジナルの2013年1月6日時点におけるアーカイブ 。2018年12月19日閲覧。
- ^ 名古屋テレビ塔存続支援の飲料自販機を設置 ポッカサッポロフード&ビバレッジ、2012年12月20日。
- ^ 2019年9月18日『中日新聞』朝刊25面
- ^ 2019年12月18日『中日新聞』朝刊26面
- ^ 「名古屋テレビ塔(中部電力ミライタワー)「8つのヒミツ」後編 3度も破壊された過去…怪獣映画の話ですが【企画・NAGOYA発】」『中日スポーツ』、2023年1月27日。
- ^ a b c d e f g 第70期定時株主総会決議ご通知、名古屋テレビ塔株式会社、2023年6月22日
- ^ 令和4年監査報告第1号(名古屋テレビ塔株式会社・観光文化交流局)、名古屋市、2022年2月18日
固有名詞の分類
現代建築 | 滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 芦屋市民センター 名古屋テレビ塔 ジーニアスギャラリー 南方熊楠記念館 |
愛知県の放送送信所 | 大高テレビ中継局 NHK足助西テレビ中継局 名古屋テレビ塔 東山タワー 九久平テレビ中継局 |
日本の電波塔 | 平野原送信所 宇都宮タワー 名古屋テレビ塔 東山タワー 対馬オメガ局 |
日本の不動産業 | レジデンス・ビルディングマネジメント 吉野園商事 名古屋テレビ塔 川商ハウス 東急リゾート |
名古屋市の企業 | リコー中部 東和不動産 名古屋テレビ塔 日本テクシード 名古屋臨海高速鉄道 |
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