史上初の共産党大会への出席、共産党を含む野党共闘の模索
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「社会民主党 (日本 1996-)」の記事における「史上初の共産党大会への出席、共産党を含む野党共闘の模索」の解説
2017年1月、静岡県熱海市で開かれた日本共産党第27回大会に吉田は民進党代表代行安住淳や自由党代表小沢一郎、参院会派「沖縄の風」の参院議員糸数慶子と共に出席し、野党共闘を内外に改めて示した。 第48回衆議院議員総選挙(10月10日公示、22日投開票)では、民進党が希望の党に参加して分裂、自由党も参加したが、共産党、社民党、立憲民主党(民進党の内、希望の党不参加の左派系議員で結成)の3党で引き続き候補者調整などの選挙協力を行った。総選挙では立憲民主党が躍進して野党第一党となったが、社民党や共産党は立憲民主党や希望の党が野党の主体となる選挙戦の中で埋没する形となった。 議席数は、沖縄2区の照屋と比例九州ブロックの吉川が、いずれも再選して現有議席を維持したが、吉川の議席は最下位から2番目という厳しい水準で、比例区得票率は1.69%と結党以来初めて2%を割り込み、2019年の第25回参議院議員通常選挙の結果次第では、公職選挙法上の政党要件を失う見通しとなった。この結果について、吉田は「大変厳しい結果になった。国民の選択に値する政党として再建・再生していきたい」と述べた。また、野党共闘について吉田党首は「立憲民主党を軸に、共産党とも協力」していくことを改めて表明した。 その後、吉田は自身が非議員による活動に制約が生じることを理由に、2018年2月の任期満了をもって退任することを表明した。1月26日に公示された党首選では、又市征治幹事長以外に立候補の届出がなく無投票で党首に当選した。 詳細は「2018年社会民主党党首選挙」を参照
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