原采蘋とは? わかりやすく解説

原采蘋

読み方はら さいひん

江戸後期漢詩人。名は猷、別号窓。豊後秋月藩儒官原古処長女少女時代から詩文・書を能くした。各地巡歴文化人交流頼山陽菅茶山梁川星巌らの知遇を得る。『東遊漫筆』『采蘋詩集』等の著がある。安政6年(1859)歿、62才。

原采蘋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 04:17 UTC 版)

原 采蘋(はら さいひん、寛政10年4月[1]1798年) - 安政6年10月1日[2]1859年10月26日))は、江戸時代後期の女流詩人。名は猷(みち)。采蘋は号で、他に霞窓などを名乗る。江馬細香梁川紅蘭らとならぶ、江戸後期の女性漢詩人の代表的人物。男装、帯刀の女流詩人として知られる。采蘋は亀井小栞二川玉篠とあわせて「筑前三閨秀」とよばれる[3]


  1. ^ 『幕末閨秀原采蘋の生涯と詩』甘木市教育委員会、1993年12月25日、14頁。 
  2. ^ 『幕末閨秀原采蘋の生涯と詩』甘木市教育委員会、1993年12月25日、298頁。 
  3. ^ 『福岡博覧』海鳥社、2014年1月8日、9784874158975頁。 
  4. ^ a b c d e f 柯明「原采蘋の詩に見る時間意識 -その表現と特質-」『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第63巻、早稲田大学大学院文学研究科、2018年3月、955-972頁。 
  5. ^ 荒井周夫 編『福岡県碑誌筑前之部』大道学館出版部、1929年3月、364頁。 
  6. ^ 『『江戸風雅』別集 増訂 原采蘋伝』コプレス、2013年11月10日。 


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