北部と南部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/07 22:28 UTC 版)
気候的にも土壌の面でも、北部と南部では違っている。 北部では、文字通りの大陸性気候で、土壌も花崗岩質の斜面が多く、赤ワインは、シラー種による、チョコレートやものが焦げたような香りの、濃い紫を帯びた赤の、いかにも甘い果実を凝縮したようなワインが作られている。白ワインは、ヴィオニエという品種で作られた、かなり強い香りのこくのある辛口が作られる。 一方、南部地区では、やや海洋性気候に近くなり、土壌は水はけのよい砂利の混じった土壌で、赤にはグルナッシュ、カリニャン、シラー、ムルヴェードル、サンソーなど、白ではグルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、マルサンヌ、クレレットなどが作られていて、地区によってかなりの違いがある。
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