創設と各地への拡大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 12:55 UTC 版)
最初のCIE図書館は、1945年(昭和20年)11月15日に、東京都麹町区(現千代田区)内幸町のNHK東京放送会館108号室を接収して設置された。この時点では主にCIE関係者の利用を対象としていたが、翌1946年(昭和21年)3月に日東紅茶の喫茶室へと移転し日本人にも開放された。 1947年(昭和22年)8月23日、CIEは京都と名古屋にCIE図書館を設置する指令 SCAPIN4401-A を発出し、その年の12月30日に発出された SCAPIN5083-A によりさらに14都市への設置が通達された。これにより、1948年(昭和23年)までに人口20万以上ある16の地方都市にもCIE図書館が設置され計17館となった。さらに1950年(昭和25年)から1951年(昭和26年)にかけて、新宿・長野・松山・岡山・秋田の各館が開館し、最後に小倉市の福岡CIE図書館北九州分館が市の要望で昇格して計23館となった。
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