八景島暖地性植物群落
名称: | 八景島暖地性植物群落 |
ふりがな: | やけいじまだんちせいしょくぶつぐんらく |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 宮城県 |
市区町村: | 石巻市 |
管理団体: | 石巻市(昭39・12・11) |
指定年月日: | 1964.06.27(昭和39.06.27) |
指定基準: | 植2,植10 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 八景島は宮城県桃生郡雄勝町の名振部落から東北約二キロメートルの海上にあり、古生代二疂紀の粘板岩・砂岩・礫岩・石灰岩からなるひさこ形の島で、周囲約三キロメートル、四周はほとんど断崖をなしている。 全島原始林でおおわれ、ユズリハ・モチノキ・タラノキ・トベラなどの暖地性常緑樹が、ミズナラ・オオバシナノキ・ヤマモミジ・ハウチワカエデ・モクゲンジなどの落葉樹やアカマツ・クロマツ・イブキ・ネズなどの針葉樹と交錯して、良好な生育を示している。特にユズリハ・モチノキには大木が多く、マメヅタとともに日本における分布の北限をなすものと考えられる。 太平洋沿岸北部における暖地性植物群落として学術上の価値が高いと認められる。 S39-06-019八景島暖地性植物群落(天然記念物).txt: 雄勝町名振部落の東北約2キロメートルの海上にある小島である。周囲は断崖をなしているが、全島原始林でおおわれ、ユズリハ・モチノキ・タブノキ・トベラなど、本来は暖地性の植物で東北には自生しがたい植物が繁茂している。中でもユズリハ・モチノキおよびマメヅタ(シダの一種)は、ここがその自生の北限地をなすものと考えられている。 |
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