伊勢電気鉄道とは? わかりやすく解説

伊勢電気鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 03:02 UTC 版)

伊勢電気鉄道(いせでんきてつどう)とは、大正から昭和初期、三重県地方を中心とする路線を保有した鉄道会社。略称は伊勢電(いせでん)。鉄道国有法で買収された関西鉄道と同じく、本社は三重県四日市市にあった。


  1. ^ 高田本山専修寺の参詣客の増加による。
  2. ^ 2度にわたる運賃改定により運賃収入の微増。
  3. ^ 高田本山専修寺の参詣客の増加による。
  4. ^ 津市-四日市間の開業による増加。
  5. ^ 四日市-桑名間の開業と養老電気鉄道の合併による増加。
  6. ^ 津新地-新松阪間の開業による増加。
  7. ^ 新松阪-大神宮前間が開業したものの昭和恐慌の影響で微増。
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  5. ^ 1914年8月社長を辞任
  6. ^ 才賀電機商会の破綻による
  7. ^ 帝国大学出の土木技師であり関西鉄道の建設を指揮し国有化後鉄道院へ1909年辞職。才賀電機商会顧問。才賀電機商会関係鉄道会社の役員に就任している。
  8. ^ 椙山 満『想い出の伊勢電特急「はつひ」で85分の旅』、1,85頁。 
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  12. ^ a b 地方鉄道 三重県」『地方鉄道及軌道一覧 : 昭和10年4月1日現在』鉄道同志会、100頁。doi:10.11501/1190630https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1190630/61 
  13. ^ 下編之部 三重県 株式」『日本全国諸会社役員録. 第20回』商業興信所、下編172頁。doi:10.11501/1088134https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1088134/591 )同じページに掲載されている伊勢電気鉄道は後の三重交通神都線を指す
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  24. ^ 伊勢電気鉄道株式会社本店移転」『官報』24号、1927年1月28日、604頁。doi:10.11501/2956481https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2956481/11 
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  29. ^ 彙報 鐵道免許狀下付 伊勢電氣鐵道株式會社外二(鐵道省)」『官報』743号、1929年6月22日、586頁。doi:10.11501/2957209https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2957209/12 
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  31. ^ 養老電気鉄道株式会社解散」『官報』909号、1930年1月13日、3頁。doi:10.11501/2957376https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2957376/19 
  32. ^ 彙報 地方鐵道運輸開始 伊勢電氣鐵道株式會社外一(鐵道省)」『官報』981号、1930年4月10日、266頁。doi:10.11501/2957448https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2957448/10 
  33. ^ 3.開業(本年度中)」『鉄道統計資料. 昭和5年度』鉄道省、6頁。doi:10.11501/1073565https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1073565/8 
  34. ^ 強制管理開始決定ニ付申出方」『官報』1625号、1932年6月2日、59頁。doi:10.11501/2958096https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2958096/16 
  35. ^ 彙報 鐵道敷設權讓渡許可伊勢電氣鐵道株式會社(鐵道省)」『官報』2695号、1935年12月26日、764頁。doi:10.11501/2959174https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2959174/19 
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  38. ^ 4月23日譲渡許可彙報 鐵道讓渡許可 伊勢電氣鉄道(元養老鐵道)株式會社(鐵道省)」『官報』2794号、1936年4月28日、854頁。doi:10.11501/2959274https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2959274/10 
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  41. ^ a b c 今尾恵介(監)『日本鉄道旅行地図帳 8号 関西1―全線・全駅・全廃線』新潮社、2008年、29-30頁。ISBN 978-4107900265 
  42. ^ 今尾恵介(監)『日本鉄道旅行地図帳 8号 関西1―全線・全駅・全廃線』新潮社、2008年、32、34頁。ISBN 978-4107900265 
  43. ^ 国会会議録検索システムによる。



伊勢電気鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 08:08 UTC 版)

五私鉄疑獄事件」の記事における「伊勢電気鉄道」の解説

今の近鉄名古屋線に当たる路線建設した伊勢電気鉄道が、桑名駅から名古屋市延伸する路線免許申請を行うに当たり、伊勢電取締役兼任代議士伊坂秀五郎伊勢電社長熊沢一衛政界への配慮求めた伊坂小川腹心春日俊文の間で交渉が行われ、1928年昭和3年11月2日免許与えられるが、その際熊沢春日12万円報酬送ったとされるもの。

※この「伊勢電気鉄道」の解説は、「五私鉄疑獄事件」の解説の一部です。
「伊勢電気鉄道」を含む「五私鉄疑獄事件」の記事については、「五私鉄疑獄事件」の概要を参照ください。


伊勢電気鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 01:49 UTC 版)

近鉄特急史」の記事における「伊勢電気鉄道」の解説

参急開通と同じ1930年昭和5年12月には、のち近鉄名古屋線一部となる伊勢電気鉄道(伊勢電)も、桑名駅 - 大神宮前駅伊勢神宮外宮付近に造ったターミナル駅)間約83kmを全通させた。 1897年明治30年11月前述山田駅まで開通していた鉄道省参宮線とあわせ、伊勢へ向かう鉄道は津 - 伊勢間三つ企業体路線競合する態となった。なお伊勢電が参急合併された後、1942年昭和17年)と1961年昭和36年)の2段階にわけて旧伊勢電線の競合区間廃止された。 1935年昭和10年12月 伊勢電桑名駅 - 大神宮前駅間に高出力車のモハニ231形・クハ471形用いた特急「はつひ(初日)」・「かみち(神路)」の運転を開始し、同区間1時間25分で結んだ1936年昭和11年9月 伊勢電経営不振のため参急合併され本線参急名古屋伊勢本線となる。特急継続運行

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「伊勢電気鉄道」を含む「近鉄特急史」の記事については、「近鉄特急史」の概要を参照ください。

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