交通事故死亡1名とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > 短編小説作品名 > 交通事故死亡1名の意味・解説 

交通事故死亡1名

作者松本清張

収載図書松本清張傑作総集 2
出版社新潮社
刊行年月1993.12


交通事故死亡1名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 03:51 UTC 版)

交通事故死亡1名
作者 松本清張
日本
言語 日本語
ジャンル 短編小説
シリーズ 死の枝
発表形態 雑誌掲載
初出情報
初出小説新潮1967年2月
出版元 新潮社
刊本情報
収録 『死の枝』
出版元 新潮社
出版年月日 1967年12月15日
ウィキポータル 文学 ポータル 書物
テンプレートを表示

交通事故死亡1名』(こうつうじこしぼういちめい)は、松本清張短編小説。「十二の紐―赤い紐」の副題で『小説新潮1967年2月号に掲載され、1967年12月に短編集『死の枝』収録の1作として、新潮社(新潮小説文庫)より刊行された。

1982年にテレビドラマ化されている。

あらすじ

タクシー運転手の小山田晃は、吉祥寺駅から拾った客・栗野兼雄を乗せてI街道を走っていたが、前方に入った車が同じ方角へ向かい、前を塞いでいた。K町の入口に架かる橋の途中で前の車が急停車、追突を回避するため左へハンドルを切った小山田のタクシーは、前方車の陰に居た飲食店主・吉川昭夫を撥ねてしまう。

小山田が業務上過失致死に問われ、賠償金の支払いを要求される状況の中、タクシー会社の事故係・亀村友次郎は、吉川の妻の杉枝、前方車を運転していた浅野二郎や、客の栗野に会い、また現場で吉川に走り寄ろうとしていた吉川の不倫相手・池内篤子の周辺を調べる。小山田の不利を覆す材料の出ない中、新たな事件発生を聞いた亀村は、タクシー事故の真相に疑問を抱く。

テレビドラマ

松本清張の交通事故死亡1名
ジャンル テレビドラマ
原作 松本清張『交通事故死亡1名』
企画 小坂敬(日本テレビ)
山本時雄(日本テレビ)
脚本 柏原寛司
監督 貞永方久
出演者 林隆三
あべ静江ほか
エンディング 岩崎宏美聖母たちのララバイ
製作
プロデューサー 小杉義夫(日本テレビ)
鍋島壽夫
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域 日本
放送期間1982年12月7日
放送時間21:02 - 22:54
放送枠火曜サスペンス劇場
テンプレートを表示

松本清張の交通事故死亡1名」。1982年12月7日日本テレビ系列の「火曜サスペンス劇場」枠(21:02-22:54)にて放映。亀村から示唆を受けたタクシー運転手・小山田晃が、服役を終えて出所後、復讐のため真相を追及するストーリーとなっている。視聴率21.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)[1]

キャスト
スタッフ
日本テレビ系列 火曜サスペンス劇場
前番組 番組名 次番組
妻よ睡れ
(原作:ユベール・モンテイエ
(1982.11.30)
松本清張の交通事故死亡1名
(1982.12.7)
孤独な狩人
(原作:エラリー・クイーン
(1982.12.14)

脚注

  1. ^ 林悦子『松本清張映像の世界 霧にかけた夢』(2001年、ワイズ出版
  2. ^ 「松本清張生誕110年記念特集」がスタート!「砂の器」「熱い空気 家政婦は見た!」「黒革の手帖」など計37作品を放送”. PR TIMES (2019年4月23日). 2022年5月6日閲覧。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「交通事故死亡1名」の関連用語

交通事故死亡1名のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



交通事故死亡1名のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの交通事故死亡1名 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS