五藤家・祖父江家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:26 UTC 版)
「功名が辻 (NHK大河ドラマ)」の記事における「五藤家・祖父江家」の解説
五藤吉兵衛(ごとう きちべえ) 演:武田鉄矢 一豊の父・盛豊の代から仕えており、色々と口うるさいが誰よりも一豊のことを案じている。一豊も「新右衛門が父なら、吉兵衛は母のようなものだった」と語っている。当初は千代の天真爛漫な言動に対し「賢くはないが正直である」と低評価であったが、やがてその知恵に感心し「大した知恵の持ち主だが、それを隠そうとなさる」と考えを改める。早くに妻を亡くしており、それ以後長年妻を娶ろうとはしなかったが、千代の後押しもあり、たきを妻に迎えることを決心する。伊勢亀山城の戦いで、一豊の失策の汚名をそそぐため、城への一番乗りを果たすものの、壮絶な討死を遂げる。 五藤吉蔵(ごとう きちぞう) 演:小倉久寛 吉兵衛の弟。 吉兵衛討死の際、一豊を頼って山内家に来て以降、吉兵衛の代わりのように一豊を支えた。 祖父江新右衛門(そふえ しんえもん) 演:前田吟 吉兵衛と共に流浪時代の一豊をよく支えた、親代わり的な人物。一家を山内家に連れて来た事で結果的に山内家の財政を火の車にさせる原因を作ってしまう。一豊が知行四百石に出世した少し後、家督を嫡男である新一郎に譲り隠居するが、長寿で拾(湘南)追放の中心格として働くなど山内家に長く影響を与え最終回まで登場する。 ふね 演:熊谷真実 新右衛門の妻。男三人・女四人の大家族を切り盛りする。山内家に来て間もなく8人目の子を身ごもっていたが過労で倒れ、流産の上に大量出血が元で急逝。その死の間際、千代に自分の死を戦が終わるまで夫に伝えないで欲しいと言い遺す。 祖父江新一郎(そふえ しんいちろう) 演:浜田学 新右衛門の長男。血気に逸りやすく、よく一豊らに助けられたり叱咤されたりする。後に父から家督を譲り受ける。一領具足の粛清の折、まだ生き残っていた一人によって思いがけぬ最期を遂げる。 祖父江徳心斎(そふえ とくしんさい) (徳次郎 → 祖父江徳心斎) 演:古本新乃輔(少年期:ささの堅太) 新右衛門の次男。幼名は徳次郎。父親が戦に行くことに反発する一方で乱暴な気性で言葉遣いも悪く、光秀の娘である玉を弟・小三郎と共にいじめたり、作物を盗んだりするなど素行も非常に悪い。それを咎められても謝らないばかりか反抗していた。母の死に千代を憎んで飛び出し騒動を起こしたが、和解。しかし自らが戦に出ることは好まず医者となり、最終回になって病気になった晩年の一豊を診療した。 つる / うめ / かね / とめ 演:寺島咲(つる)/ 斉藤奈々(うめ)/ 野村涼乃(かね)/ 柳桃子(とめ) 新右衛門の娘たち。 小三郎(こさぶろう) 演:ささの貴斗 新右衛門の三男。 ちぐさ 演:星野園美 新一郎の妻。
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